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18歳以上ですか?
261にしおりをはさみました!
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261
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絢の手は小さくて可愛かった
手を繋いで歩くことなんて思い返してみるとあまりなくて、かなり貴重な時間だとしみじみする
ついでに手のサイズも覚えておこう
不意になる車のクラクションの音や、何かものが落ちる音、その度に小さくピク、とこもる力が可愛い
こういう音にドキとびっくりするんだろう
いつ役に立つかは分からないけど、絢はこういう音にも反応するんだと頭に入れておく
「そろそろです。この角を曲がったところくらいなので」
葵の声でパッと手が離される
俺は別に見られてもいいと思うけど絢は違うらしい
角を曲がると2人が言っていた通りオシャレなBARがあって、開店もしていたのでさっそく店内へと入った
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