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俺の内気な性格も相まって友達が少ない。
家では母親にウイルスの倒し方を教えてもらいながら、父親にド変態小説を読んでもらう。
それがまったくもって嫌じゃなかった。
反対にとても嬉しかった。
両親に愛されている、って毎日実感が出来ていた。
両親といる生活はとても刺激的で、毎日がとても楽しかった。
両親は俺の家族で、そして親友みたいな存在だった。
だから俺は幼い頃に察していた。
世の中にこんなにも刺激的で個性的な人達はいないだろう…、と。
こんなにも父親と母親が大好きで、俺は父親と母親しか愛せないだろう…、と。
あの人、真吉響平と再会するまで俺はそう思っていたんだーーー。
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