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18歳以上ですか?
22にしおりをはさみました!
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22
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寝室の電気が消えて、楓さんが純也を抱き締めたのがわかった。
そして俺は健太さんに抱き締められる。
「純也、蓮ちゃん。よく頑張ったな!」
楓さんのその一言に俺は泣きそうになった。
純也の、クスンクスン、と啜り泣く声が聞こえはじめた。
「蓮ちゃんも泣いていいんだよ?」
健太さんがそう言ってくれて頭を撫でてくれる。
健太さんの胸に顔を寄せる。
健太さんに抱き締められていると当たり前だけど、温かい。
だけど涙は出ない。
弱音は吐けないんだ。
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