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安心できる…にしおりをはさみました!
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安心できる…
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匠海が来たのはいいがなんだかソワソワしてしまう。
と「匠海、久しぶりだな!急にどうしたんだよ?」
た「明日急遽休みになったから泊まろうかと思って」
と「あ、そうなんだ…飯は?食った?あれだったら、出前
でも……」
出前でも取る?と聞こうとすると急に腕を引っ張られ、あっという間に匠海の腕の中に閉じ込められる。
ぶわっと効果音が付きそうなぐらい顔が一気に熱くなる。
匠海の匂いでいっぱいで頭が回らなくなってくる。
と「っ…んだよ、急にビビるだろ…離せよ」
た「やっと柊生補充できた。俺結構寂しかったんだよ?柊生は?寂しかった?」
聞かれて、咄嗟に
「そんな訳ないだろ」
と答えてしまう。一瞬悲しそうな表情をした匠海。
た「ほんとに?柊生…」
そんな顔で言われてしまったら罪悪感が募ってきて、
今まで我慢してきたものが心の奥底から溢れてきて、
鼻の奥がツンとする。
“泣くな、嫌われる、我慢しろ、俺”
そう自分に言い聞かせて、俯いていると、またあの温もりに包まれる。
た「柊生?ホントの事言って?」
やっと会えたのにこんな素っ気ない俺になんで匠海はこんなにも優しいんだ。我慢出来なくなった涙が溢れてくる。
匠海は黙ったまま俺の背中をさすってくれる。
俺は少しずつ今の自分の気持ちを話す。
今まで思っていた事、我慢していた事を…もう嫌われてもいい、だけど伝えないと匠海には伝わらない。だから全部、全部話した。
静かに聞いてくれていた匠海だったが俺が話し終えたのを見計らって話し出す。
た「柊生…いろいろ我慢してくれてたんだな。ありがと。ごめんね…でも俺上手く言えないけどこれだけは分かってて。年上とか関係ないし、恋人なんだから頼って欲しいし、気使ったりしないで欲しい。柊生がどんな風に思ってても俺は嫌いになる事なんて絶対ないから。約束する。」
匠海の真っ直ぐな気持ちに何も言えなくなる。どうしてこの年下の恋人はこんなにも素直なんだろう。そんな風に言われたら涙がいくらあっても足りない。
た「柊生…こっち向いて?」
と「嫌だ…今めっちゃブサイクだから…」
た「大丈夫だから!こっち向いて…?どんな柊生も可愛いから」
また顔の熱が上昇する。くそ恥ずいんだが…
と「お前、とことん恥ずかしいやつだよ…」
た「そう?思った事言っただけ。…柊生。好きだよ」
顎を持ち無理矢理顔を上に向かされる。愛おしそうに目を細めて愛を囁かれる。
と「んっ…うぅ…んッ、あ…」
軽く触れるだけのキスを何度かされ、徐々に深くなってくる口付け。自然と漏れる声に耐えられなくなり肩を押し返すがびくともしない。
それどころか、パーカーの裾から手が侵入してきて腰の辺りを優しく撫でられる。快楽を覚えている体はビクビクと震え、力が入らなくなってくる。
と「んンッ…ひゥ、あっん…あぅッ、んんッ…」
やっと離れて息を整えられた…と思ったらまた貪るように俺の唇に噛み付くようなキスをする。座った状態で上から覆い被さり、激しく咥内を蹂躙され体に力が入らなくなる。
やっと離れてくれるが目の前には余裕のない表情の匠海。ソファに押し倒される。
と「匠海…好き…」
た「はぁ…煽るなよー…もう俺、我慢できない…優しく出来なかったらごめんね?」
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