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親友の名前は高橋幸久にしおりをはさみました!
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親友の名前は高橋幸久
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俺には小学校からの友達、いや親友がいる。
そいつの名前は”高橋幸久”だ。
カッコよくて、頭がよくて、運動が出来て、性格もいい、俺のストーカーとは違うタイプのモテるやつだ。隣にいる俺はいつでもそいつの引き立て役だけどな!
でもずっと一緒にいるとそれが当たり前みたいになっている。
「どうした?そんなに大きなため息をついて」
机に伏せていると幸久の声が頭上から聞こえてきた。
こいつ、身長高いなあ…
そんなくだらないことを考えながら、俺は机から顔を上げる。
「ため息の理由なんて分かっているだろ…」
幸久の顔を見てみると、そこには笑顔があった。
こいつ絶対楽しんでるだろ…
「ああ、あのストーカー君かぁ。別に付き合えばいいじゃないか」
とっても楽しそうな口ぶりで言う。そう言っているときの幸久の顔はとても輝いている。
こいつは見た目は優しい感じの爽やか男子の癖に、俺だけにはなぜか態度が違う。たぶん、相手の性格をよく知っているからだろう。
「付き合わねえし!
てか、人生で初めて付き合う奴が男子とか黒歴史にしかならねえよ!」
「でもその栗林って人気者だぞ?
そこらへんの女子より可愛いとおもうけどなぁ」
そうですね!!
俺の人生最大のモテ期だと、俺だって思うもん!
「まあ、もしいらないんだったら俺がもらおうかな」
…今なんて言ったこいつ。
俺の耳が腐ってなかったら俺がもらおうかなって言ったよな?
「え!お前そんな趣味があったのか!?」
「お、やっとで気づいたか。
ついでに言うと俺の初恋はお前だからな」
「恐ろしいことを言うんじゃねえよ!」
え、なんかモテる男ってみんなホモなの?
てか俺の周りにホモいすぎじゃねぇ?
「まあ、ストーカー被害が無くなったら俺に感謝しろよ。
あの栗林を俺が落としてみせるから」
「…お、おう」
なんか嬉しいような嬉しくないような約束を交わされた。
幸久はそれを言って満足したのか、自分の席に戻っていく。
俺は今日幸久について知ったことがある。
1つ目はホモであること
2つ目がホモであること
3つ目もホモであること
大切なことなので3回言いました。
この女子からモテモテのホモが俺の親友です(涙)
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