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何だこれ…にしおりをはさみました!
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何だこれ…
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「ふぎゃぁぁぁぁ!!」
「っ!?!?何事!?」
「ふぎゃぁぁぁぁ!」
「また慧斗かよ。ほら、泣きやめ。
えーっと、あった。ほら、これ飲んで泣きやめ。」
「ふぇっ…んくっ…んくっ…」
眠い。
早く飲み終われ。
眠いんだよ。
何回目だよこれ。
あ、終わった。
ゲップをさせ、寝かしつけて俺も寝た。
これが一週間も続いた。
何だこれ…
「………。」
「きゃっ!きゃっ!あー!」
「斗蒼……(笑)」
「あ"ぁ"?」
「大丈夫かよ。」
「これをどう見たら大丈夫に見えんだ?おい。」
「今日は俺が慧斗見るから。」
「学校あるから変わんねぇよ。」
「居ないだけでも変わるだろうから。送り迎えはちゃんとするから。」
「ん。」
――――――――
「着いたよ。」
「うーん。」
フラフラするけど、頑張るか。
「おはよー。」
「悠紀か。はよ。」
「うわ、いつにも増してそのクマやばいね。」
「全くと言っていいほど寝てないからな。」
「わぁー、お疲れー。」
こいつうぜぇ……
授業中、寝そう……
「1時限目、何?」
「えーっと、女子が、生け花で、男子が、乗馬だった気がする。」
「うわぁ、まじかよ。」
ツイてない……
休めばよかったな。
でも無理だ。慧斗がいるから、寝れねぇな。
頑張るか………
――――――――――――――
学校が終わり、慧が迎えに来てくれた。
俺、頑張ったな………
「斗蒼、お疲れ様。このまま寝てていいから。」
「んじゃ、そうする。」
慧斗の夜泣きには困ったな。
2回も泣くとか意味わかんねぇし。
しかもそれが一週間も続いたんだぞ。
俺の睡眠時間が半分以上削られたんだ。
こんなの、俺、聞いてないぞ。
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