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3才の時、両親が離婚して
父親の実家に住むことになった。
仕事が忙しくて留守がちな父親と
子供の体力には付き合いきれないと放任主義の祖母。
そんな中で過ごした日々が寂しくなかったのは、ヒロのおかげで
実際、よく遊んでもらったし
世話を焼いてもらったと思う。
中学に上がる頃、気付いたのは
ヒロから向けられる眼差しが
「叔父から甥」へのものとは何かが違うという事。
視線には温度があって、一緒にいる時に向けられるそれは、凄く熱いもののように感じた。
意識をする、という事は
好きになる、という事の始まりで
ヒロからの視線を意識すればする程
ヒロの事が気になって、好きになってしまう自分がいた。
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