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視線の意味を知ったのは
独り暮らしを始めることにしたヒロの荷造りを手伝っていた時。
「ゆうは、ホントに優子さんに似てるよな」
ふと、そんな事を言われた。
荷物の中には大切そうに仕舞われた
1枚の写真。
一瞬、自分の写真かと思ったそれは
母さんの若い頃のもので
ヒロの気持ちを理解するには、
それだけで十分だった。
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