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れっつごー。にしおりをはさみました!
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れっつごー。
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「律-,ど-したのよ,ボ-っとして」
首を傾げてこっちを見つめる広菜。
貴女と瑛兎の事を考えていました、はい。
あのあと教室に帰って広菜につかまった。
「ほら、お前がぐだぐだ話すから律は
眠くなったんだよ,な 。律」
ニコ-と俺の方を向く瑛兎。
同意しろと…?こいつ、鬼畜すぎる。
「んなわけないでしょ,神崎じゃないんだからー!で、律‼︎3人でテーマパークに行こう!」
そう言った瑛兎に対して牙をむきながら
僕にニヘッと笑顔を向けて言う。
テ、テーマパーク…?
いきなりそんな話に…。いや、
僕が聞いてなかったのが悪いけど… 。
「え-っと、いつ?」
思わず苦笑いする。
まぁ、瑛兎が一緒なら…楽しそうだけど。
「え-?今週の日曜日‼︎実はお父さんがチケットちょうど3枚もらってきたんだ!」
にこっとしながら。
あー、3日後か。
というか…
「3枚とかお前企んだだろ。お父さんまで
巻き添いにしやがって」
僕が言う前に瑛兎がそう言った。
はい、その通りです。僕も思いました。
「え、何の事だか。ね、律。いいでしょ-?
お願い!」
当の彼女はしらばっくれたご様子で、
僕に頼んでくる。
今週の日曜日…。何もなかった気がする。
「瑛兎が行くなら、行く」
横目で瑛兎を見ながら。
「あー、うん、行こっか」
瑛兎はそれに気づいて僕に微笑んだ。
こうして、日曜日に行くことが決まった。
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