アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
8-③にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
8-③
-
周りの目なんか気にするそぶりもなく、アイスを嬉しそうに食べる佐久間に呆れたのと
犬に餌付けをするとこんな感じかも、と頭に浮かび、その光景がピッタリとハマって笑いそうになった時
(冷てっ!)
指に冷たい液体がつたってくる感覚に引き戻された
「おっオイッ、佐久間!お前が馬鹿な事言ってっから、溶けてきたぞ」
「あっ、本当だ。早く食べないと」
そう言ってアイスに近づけた顔
いやいや、もう離せって…そう口にしようとしたのと同時に、ヌルッとした感覚がに体が震える
何が起きたのか分からない
俺の視界に入った出来事…
佐久間がアイスが付いた俺の指を…
「ひぃっ、ぉおおおいっ!!」
舐め!?
舐めやがったァァァ
驚き過ぎて、その後言葉を発する事も止める事も忘れ、ただ佐久間のする仕種を見つめてしまう
ゆっくりと佐久間の熱い舌が指に絡みつく
指の間に舌を捩込み、皮膚の薄いつけねまで執拗にしゃぶられ、溶けてきたアイスと一緒に舐められる
「なななななな、この変態!」
やっと金縛りが解け
空いている方の手で、佐久間の頭を押し返すが
(微動だにしねぇッ)
その間も、熱い舌と冷たいアイスのなんとも言い難い触感を感じてしまい、ビクッと体が揺れてしまうのを止められない
唇でなぞるように這わせられたと思ったら、歯を立て甘噛みしてくる
(~~~~っ!くっッ‥嘘だろっ!)
擽ったいのと、腰奥にまで届くゾワリとした痺れ
真昼間のそれも生徒が多数いる教室で、佐久間が与える愛撫に感じ始めてしまっているなんて
ありえない
熱っぽい眼差しの佐久間とバチッと目が合う
「春日の指…甘くて美味しい…」
「っ!お、俺の手は食べ物じゃねぇ!マジ勘弁も~離せ~」
再度、佐久間の頭を叩いたり押してみたりするものの、やはりびくともしない
しかも、呆気なくそちらの手首も捕らえられる
「うげっ、この馬鹿力!離せよぉおお、ッく…」
俺の言葉を無視してさらに奴は続行
‥ぴちゃ‥‥ぴちゃ
クチュッ‥‥‥
水音が漏れる
クラス中の視線を感じる
音が響き渡る
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
27 / 34