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隼人とルカの初対面(1)にしおりをはさみました!
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隼人とルカの初対面(1)
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隼人が帰ってからしばらくして
鍵をかけていたはずのドアが開く音がした。
ここのカギを持ってるやつなんて組織の人間しかいない。
ガチャりと部屋のドアが空く
「よお。ルカさんが見舞いにきてやったぞ」
姿を見せたのはスーツ姿で紙袋を手に提げたルカさんだった
「ルカさんが?」
「お前は相変わらず貧弱だねえ」
「あんたが変なんですよ」
「もう大丈夫そうだけど、とりあえずこれ、水と薬飲ん
どけ。昨日のやつらの武器に仕込まれてた毒はなかな
か強力だったからし毒耐性の低いお前じゃ熱も出るわ
な。連れていったシードなんか寝込んでてまだ目も覚
ましてな……あらら?俺の他に誰か来たのか?」
テーブルに置かれたふたつのカップとコンビニの袋に気づいたようだ
「隼人が……」
「へー?学校を休んだらお友達の隼人くんがお見舞いに
来てくれたのか。案外ちゃんとやれてるみたいで少し
安心したよ」
そう言うと寝ているオレの額に自分の額を当てて熱を確認してきた。熱が下がっているのがわかるとよしよしと頭を撫でられた。
「熱も下がってるし明日からは学校いけそうだな」
「ありがとうございます」
「── ちゃんと成長しているな」
「なんか言いました?」
「いや?いいお友達ができたみたいでよかったよ。
昨日の報告書と今週の資料はは俺の方で作っとくから
お前はゆっくり休みなさい。じゃあな☆」
ピンポーン
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