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隼人とルカ2度目まして?(1)にしおりをはさみました!
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隼人とルカ2度目まして?(1)
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昨日の晩からずっと頭から離れないあの仮面の男
僕は昔あの仮面を見たことがある
頭から離れない幼い頃に見たあの光景ーーー
あの時に見た少女は僕と同じぐらいの年だった
今は僕と同じ高校生ぐらいだろう
それにあの金髪にマスクの下から見えた赤い瞳
しかし、昨日あった幹部の男のあの声も僕はどこかで聞いたことがある
それも最近だった気がするけど全然思い出せないな
最近こなことばっかりだな…
そんなことを考えていると玲の家のエントランスに着いていた。インターホンを鳴らすと玲が解錠してくれたためエレベーターに乗り部屋へ向かう
部屋の前につきインターホンを鳴らすとすぐに玲が扉を開けてくれた。
いつも学校では目元が隠れてうっとおしそうな前髪はこの前遊んだ時と同様かきあげてセンター分けにしているから綺麗な赤い瞳がよく見える。
玲は少し近ずきにくい雰囲気があるから表立ってみんな騒がないけど、正直僕以上に女の子に人気があると思う。前髪で顔を隠しているものあの綺麗な顔立ちに何となくみんな気づいているんだ。
今日の服は黒いパーカーに黒いスキニーとラフな格好をしている。私服を見るのはまだ2回目で新鮮だな。
「おじゃましまーす」
「何も無いけどゆっくりして」
「あれ?クッションとテレビが増えてる」
「…ああ無理矢理送り付けられてな」
前に玲が風邪をひいてお見舞いに来た時には、広いリビングにテーブルとソファだけと、寂しい部屋だったのに、あの時お兄さんがいってたのは本気だったんだ。
「少しだけ人が住んでそうな部屋になったな」
「そう?それなら良かった。隼人は何か飲む?コーヒーと水ぐらいしかないな。オレンジジュースとかならあるけど」
「コーヒーを貰おうかな」
「わかった。待ってて」
ピンポーン
ソファーに腰をかけて待っていると
チャイムの音が鳴る
何故か玲のため息が聞こえる
「悪いけど出てもらっていい?」
「うん。僕が出てくるよ」
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