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言わせんなあほッにしおりをはさみました!
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言わせんなあほッ
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すぐ近くの耳に、そっと舌を伸ばす。
痛いかな、と思って噛み付くのは断念。
なるべくピアスに当たらないように、ビクビクしながら舌先を滑らせ、穴にも入れてみる。
わざと水音なんて立てられそうにないけど、
思いの外くちゅくちゅ鳴るから顔が熱い。
男の耳舐めるシュミなんてないし、すぐやめるけど!
「ッ、はぁ………こう、サマ、」
「お前吐息エロいな」
「」
「悪りぃ悪りぃ。で、続きは?」
「………あぁ、もう…」
勢いでいけると思ったのに、おれ頑張ったのに空気読めよムード壊すなよあほ!!
俺様とか言っちゃってる時点であほだもんね、あほだもんね!!!
ッ、でも……素直になろうか、流石に。
おれ快感にも負けず、滅茶苦茶ねばったし。
むしろ超長かった。よくやったよ、うん。
顔が熱いし、不安と期待でなんか泣きそう。
でも、それでもいいから早く…欲しい。
ーー両手で煌サマの頬をそっと包む。
嫌がってたの俺だけど、待ちくたびれたんで。
「……早く、くださいよ…煌サマ?」
「……」
「…ッ、だから、挿れてってことデスよ!!
くっそ…言わせんなあほッ」
顔から火が出そうだ。がんばったんだぞ俺、
だから!目丸くして固まんなし!!
俺のおねだりそんなにキモかったんスかね、
これでやめられるとか絶対いやですよ!?
…頑張ったのに。泣きそう。
「……やだ、やめないで、ぃ、れて…」
つい力が入って、ぎゅぅぅっと抱きしめる。
「煌、サマぁ…」
「…………ったく、調子狂う」
「…へ?」
「最初から素直になってりゃ可愛いのによ」
なんだか聞き捨てならない言葉が聞こえた気がしたけど、
それと同時にぐいっと腰を引き寄せられて
「ッ、ひっ……あぁぁぁあッ‼︎」
一気に突き抜かれて、チカチカ、くらくら、
指よりもっとぎっちり、俺のナカいっぱいに
さっきの比にならない快感が押し寄せた。
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