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18歳以上ですか?
一緒にしようにしおりをはさみました!
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一緒にしよう
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拓斗の手が腰の位置で止まったまま、動かずにいる。
もしかして、拓斗…。
「…薫」
黙ったままでいると、ぐり、と拓斗のモノが俺のモノに押し当てられた。
「っ!た、拓斗…!」
硬く、なってる……。
でも、俺のも、さっきのキスで興奮して、勃ってるし…。
やっぱり拓斗も俺に興奮してくれてたんだ……。
って、そんなこと考えてる場合じゃないだろ……っ!
「ん、ぁ、まっ、待って……」
再び動き出した手が俺のモノをズボンの上から撫で上げて、ビクビク体が震えた。
「…わかった」
「え…?」
また手を離されて、今度は頬をするりと撫でられた。
「薫が嫌なら、無理やりはしないから……」
「拓斗……いい、の…?」
「うん、無理やりやっても、嬉しくないし。まあでも、薫が俺に触ってほしくなるように、いたずらはするけどね…」
「っ!ば、ばか…!」
ふふ、と綺麗に笑う拓斗はすごく優しい顔をしていた。
正直このまま襲われるんだと思ってたから驚いたけど、拓斗が俺のことを本気で想ってくれてるんだって思うと、嬉しくてたまらなかった。
「…ね、薫…、一緒に……」
抱き起されて向き合うと、拓斗のモノを押し付けられる。
意図がわかって頷くと、拓斗は俺のベルトに手をかけた。俺も同じように拓斗のズボンと下着を脱がせていく。
屹立したモノ同士が触れ合うと、ドクンと脈打ったそれから透明な蜜が溢れた。
「ヤバ…エロい……」
「っ、見るな、よ……」
熱っぽい声に慌てて2人のモノを隠すように手で覆ってしまう。
「っ、薫…それ、煽ってるだけ……」
「あっ、え、えっと…」
ようやく自分が何をしているのか気付いて、慌てて手を離そうとしたが、拓斗の両手に覆われてしまい、それは叶わなかった。
「ほら、動かして…」
「ん…ぁ……っ」
ぐちゅぐちゅと水音が響いて、羞恥に頬が熱くなる。
でもそれ以上に、俺がネコになれなくても、こんなふうに拓斗を喜ばせることができるってわかったから、嬉しかった。
いつかはどちらかがネコになって、体を繋げる日がくるのだろう。
俺だって、拓斗とひとつになりたいって思ってるんだから。だから俺がネコになるかもしれない日がくるのかもしれない。
だけど今、拓斗がこうして俺のことも考えてくれているのが、すごく嬉しかったんだ。
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