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猫とお戯れ
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「こちらでーす!」
スタッフの人に案内されて来た部屋は凄い可愛らしい部屋で中も意外に広かった。猫と遊ぶ為のおもちゃや飲み物を置く用のテーブル等があった。
「ほらー、ルキ可愛いお部屋だね〜」
美丘さんがバスケットから出してあげるとルキはひょいっと飛び出して部屋の中をうろうろし始めた。
「はーい、三匹連れてきましたよ〜」
スタッフ2人に抱えられてきた猫たち。
「アメリカンショートヘアの眞介でーす」
「スコティッシュフォールドのアルヴィンとー、トンキニーズのカイルでーす」
スタッフのひとが猫の紹介をしてくれた。猫たちはキョロキョロと部屋を見渡したりルキの方をじーっとみていたりする。
「ゆっくりしていって下さいね〜」
2人のスタッフさん達が出ていくと猫たちはわらわらと動き出した。
あー、もう!可愛い……!!
「可愛いねぇ〜」
「はい!!」
アメリカンショートヘアの眞介君は美丘さんに撫でられていて気持ちよさそうに目を瞑っている。
俺の元にはスコティッシュフォールドのアルヴィン君が駆け寄って来てくれた。
「にゃぁ」
「んー?」
前足をちょいちょいと動かしている。どうしたのー?と顔を近づけてあげると、ふにゅっとした感触が鼻に。
「っ………!!」
も、萌え殺されるっ!!!!
何をされたかと思えば鼻に可愛らしく小さい口でちゅーされた。
声にならない叫びとなんとも言えない思いに思わず床を拳でドスドス。あっ、ごめんね…猫たちが驚いている。
「っだぁぁあ!もう可愛すぎる!やばい!!」
「はは!宙君幸せそ〜」
そりゃもう幸せですとも!!
耐えきれずに俺からもアルヴィン君の鼻にちゅっちゅっと2、3回キスをしてあげた。するとにゃー、と鳴きながらふにふにの肉球で俺の頬っぺたをポンポン叩いくる。くっ…可愛すぎるぞアルヴィン君!!
アルヴィン君にデレデレしていると急に背中に衝撃が。
「うえっ!?」
「にゃー」
目の端に捉えたのは細長い尻尾。そのあと耳元にフワッと毛が当たった。
「わー、カイル君ー。びっくりするじゃないか」
しゃがんでる俺の肩に乗ってきたのはトンキニーズのカイル君だった。カイル君も何故か俺の頭を前足でパシパシと叩いてくる。なんだよもー…可愛いから許すけど。
「にゃ……」
アルヴィン君がジトーっとカイル君を見つめている……てか、睨んでる?
「んっ……くすぐったいよー!」
するとカイル君が俺の頬をペロッと舐めた。小さい舌で舐められるとなんともくすぐったくてしょうがない。
「フシーッ!」
「っ、わぁ!!」
途端何処から現れたのか急にルキが飛び出してきてカイル君に飛びついた。
「ちょ、こらー!喧嘩するなー!」
「ルキー!!ダメだよ〜?」
美丘さんが立ち上がりルキを捕まえる。カイル君はスルリと俺から降りてキャットタワーに逃げた。ちなみにアルヴィン君は俺が抱えています。
どうしたんだよー、相性よくないのかなぁ?
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