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兄妹 3にしおりをはさみました!
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兄妹 3
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波留は柊の服の袖を掴みながら、彼に礼を言った
「…ご、ごめんね柊くん。支えてもらっちゃって」
「いいよ。どうせ、楓に振り回されたんだろ?」
にこやかに推理をする柊に波留も苦笑いで返す
「柊兄ぃ、波留兄ぃが今日お泊りだって‼︎で、お2人のお名前は?」
楓は柊に何故波留が居るのかを簡単に説明すると、また視線を2人に戻した
「波留兄ぃ、誰?あの2人」
波留の腰を持ち支えると、頭の上に自分の顎をおいて目の前で絡まれてる清と猇を指差す
「あ、俺と一緒に暮らしてる2人で…」
そこまで言うと、柊は声をあげる
「マジでいってるの?…波留兄ぃさ、優しいのはいいけど好き勝手やられてたらダメだよ?」
柊が言っていることは、波留も何とか理解ができた
(…別に嫌って訳じゃないし、むしろ嬉しいって言うか…って何言ってんの⁉︎)
おもむろに顔を赤くさせると、柊はつまらなさそうに2人と波留を交互に見た
「ふーん…、好きなんだ。あの2人が…」
耳元に甘い声で囁かれ、波留は身体を強張らせて小さく声を漏らす
「…波留兄ぃは素直だね。耳まで真っ赤。」
「か、からかわないっ‼︎…ほら、離して」
腰に回している彼の手を掴んで離そうとすると、その手を上から絡みとり柊の大きな手の平が重なる
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