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碧さんの甘えた。にしおりをはさみました!
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碧さんの甘えた。
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碧さんの家に着くなり、彼は僕を抱きしめたまま離れようとしない。
「碧さん、どうしたの?」
「なんでもない。」
「なんでもないって…」
「離れたくない。」
「うっ/////」
何その殺し文句…
どうやら青柳先生との一件で相当参ったらしい、碧さんがこんなに甘えてくるなんて珍しいもん…
今だって、ソファーの上で胡座をかいた碧さんの腕の中にすっぽりな僕。
「なあ藍…」
「はい?」
「一緒に風呂入ろ。」
「えっ。嫌ですっ!恥ずかしい…」
「入ろ…?」
「なっ…」
何その顔…!捨てられた子犬!?
僕その顔に弱いんです!わざとですか!?
わざとなんですかー!?
とも言えないので…はい。とおとなしく返事をして、瞬く間にお姫様抱っこでお風呂場に連れて行かれたのだった。
「俺の服脱がして。」
「えっ」
「藍のは俺が脱がす。」
「ちょっ」
心の準備がまだです…!
「じっとして。」
「はい…」
そんな真っ直ぐな目で見つめられたら否定できないよ…
プチ…プチ…
ワイシャツのボタンを外す音、布が擦れる音、チャックを開ける音が、順序良く聞こえてくる。
碧さんは一言も喋らずに、ゆっくりと僕の洋服を剥がしていく。
脱がして。と言われた以上、僕もやらなければ、とは思うんだけど…
これ、想像した以上に恥ずかしい…
まず向き合わないといけないし、ボタン外したら、碧さんの綺麗な腹筋がでてきて、目のやりどころに困るというか…見れば見るほど、碧さんは美しくて、こんなこと考えてるなんてばれたら絶対引かれるし、目も余計に見れないし。
そんな言い訳ばかりは思いつくのに、手が動かない。
「藍、手止まってる」
「あっ…はいっ」
「ほら、もう藍は全部脱げたぞ?」
「うぅ…」
わかってます!
「はーやーく」
耳元でそう囁かれれば、僕の体は無条件にぴくっと肩を揺らした。
「ふっ、かわいい…」
「んんっ」
恥ずかしい、顔が熱い。
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