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6.今度こそ、秘密の手紙5*にしおりをはさみました!
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6.今度こそ、秘密の手紙5*
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だけど、幸せでいっぱいの僕とは違って、栗原は苦しそうでもあった。
「俺っ、中森が好きだ……! 好きだから、これ以上は言わないでくれ……」
「どうして? 僕はずっと前から……」
「俺、我慢できなくなる……またお前を……」
「いいんだよ」
栗原がぽかんとした顔で僕を見る。いくらなんでもそんなに驚くことないだろ、と思う。我慢できなくなりそうなのは、僕だって同じだ。
「栗原……好きだ……」
自分でも驚くほどに素直な気持ちを声に出す。すると、愛しさは何倍にもなって、僕を衝動へと駆り立てる。
栗原は数秒の間固まっていたけど、ついに耐えきれなくなったのか、自分の身体ごと、僕をベッドに押し倒した。
「中森……」
「ん……っ……」
2人の唇がもう一度合わさる。今度はそれだけでは満足できず、どちらからともなく舌を絡めた。
「んっ……ぅ、っ……ん……んんっ……!」
激しく絡まれば絡まるほど、舌が痺れて、身体が熱くなる。下のほうでは既に、僕自身の熱が栗原の腹を圧迫していた。
だんだん頭がぼんやりしてくる。快楽を貪ること以外何も考えられなくない。僕はいつのまにか、舌だけではなく腰まで動かしていた。
「ん、んっ、ぁ……っ!」
不意に、栗原が唇を離す。僕は物足りなさを感じつつも、さらなる行為に期待していた。
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