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14話【一気に近づいて】にしおりをはさみました!
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14話【一気に近づいて】
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格汰「お前って度胸あるよなwww」
俺はシャワーを浴びている時に思った
音葉「なんで?www.」
格汰「だってよ、俺の顔を見ても逃げなかったし」
音葉「なんで逃げる必要があるのさwww」
格汰「いや、俺の顔が不良ぽいから、今まで友達出来なかっなんだよwww」
何もするつもり無いのに皆は逃げたり怯えたりした。俺は何もしてないのに顔のせいで疑われた
音葉「あ〜俺、音でその人がどんな人か分かるからそれで逃げなかったんじゃないかな」
音葉の特殊能力のおかげか。皆が音葉のような特殊能力を持っていれば俺は今頃友達が沢山いたのかもしれない
音葉「でも格汰たまに無邪気な顔するから俺は可愛いと思うよ?」
それは初めて言われた
格汰「可愛いくねぇよ」
少し嬉しかったけど隠す
音葉「ツンデレな所も可愛い」
格汰「てめぇ調子乗ってるとぶっ殺すぞ!」
音葉「ゴメン、ゴメンwww」
格汰「たくっ…あ、あとさ、良く会って1日目でやろうって言えたなって思った。しかも男に、折角できた友達にそれで引かれたらどうしようとか思わなかったのか?」
普通ならこんな事はできない
音葉「なんか一日であんなに格汰から愛を感じるとさ、我慢できなくなるよねw」
格汰「なんだよそれww」
音葉「格汰が俺の事好きだって感じたから俺も格汰がより一層好きになったし」
確かに音葉の事は好きだが…
格汰「そんなにわかりやすかったか?俺」
音葉「うん、俺が格汰の音の性質を言った時、格汰の音が俺の音に一気に近づいて来たのが伝わった」
確かにあの時に俺は思った。こいつ…俺の事を見てくれてる、俺の事を理解してくれた!俺は嬉しかったその時から俺はこいつに心を開いた
音葉「さっきの話を聞いて分かった、格汰は今まで家族以外の人から自分を理解してもらえなかった。だからあの時あんなに嬉しそうだったのかって」
格汰「やっぱり俺、お前の事好きだ!」
俺は理解してくれる人が好きだ。だからお前が好きだ!あの時俺は思った、そして今も…俺は我慢できず音葉にハグをした
音葉「あと、初めてハグした時に思ったんだ。あ、ハグさせてくれたって。普通の人なら嫌がるからさ」
音葉はそう言いながらハグを返してくれた
格汰「そういう物なのか?」
俺は全然抵抗はない、寧ろ好きだ
音葉「普通はあまりやらないかなwだから希望はあると思った」
格汰「俺とやれるって希望か?」
音葉「流石にすぐには無理かなとは思ったけどいずれ、とは思ったねww」
格汰「そんな事思われてたのか。確かに男同士抱き合うのは普通の人は嫌かwそこから俺がそっちのケがあるって思ったのか」
音葉「確信したのは風呂の時かな」
格汰「あーハグしまくったからか?」
確かにあの時はやり過ぎたかもしれない
音葉「うん、裸の時にハグするなんて普通の人はやらないし、凄い嬉しそうだったし…他にも理由があってw一番わかりやすかったのは…www」
格汰「な、なんだよ…」
俺、なんかしたか?
音葉「密着してお風呂に入ったのは覚えてる?」
格汰「あぁ…」
球輝達みたいに俺の股の間に音葉を入れて寄っかからせたのを思い出す
音葉「その時…反応してたよねww」
格汰「んなっ!?」
いや…え?マジで!?俺の…あれが?ずっと硬いまま当たっていたのか?
音葉「だから今夜行けるな!って思ったんだwww」
格汰「え、あのさ、上がる時、俺のあれは反応してたか?」
音葉「え?」
格汰「いや、だから湯船から上がった時、俺のあれは勃ってたか?」
誰かに見られてたら大変だ
音葉「大丈夫だったよwww我慢大会した時に鎮まったんじゃないかな?」
実はパーティーの話をしたあと音葉の提案で我慢大会をしたのだ。どれだけ湯船に浸かっていられるか、まぁもちろん俺が優勝した…ん?もしかして
格汰「もしかして俺のために我慢大会を?」
音葉「だってあのまま上がってたらみんなに見られてたでしょ?www」
やばい、やっぱり、俺、お前、好き
格汰「もっと早くお前に会いたかった…」
音葉「俺も、もっと早く格汰に会いたかった。そしたらお互い寂しい思いしなくて済んだのにね」
そうだな…寂しかったなんて言ったらかっこ悪いかもしれない。でも実際寂しかった。俺は友達がずっと欲しかった、だから
格汰「早く会えなかった分、これからを大事にしないとな」
音葉「そうだね、二人で幸せにならないとね!格汰、付き合おうか!」
格汰「やる前に聞きたかったなそれ、つか俺が言いたかった…」
やっぱりこういうのは男から言わないと…まぁ音葉も男だが
音葉「じゃあ今聞かせて、格汰の口から」
格汰「え?だってお前が先に…」
音葉「順番なんて関係ない、俺の今の言葉を越す俺への告白して?」
格汰「お、おう、覚悟しろよ…」
音葉「うん!」
俺は音葉にキスをした
格汰「俺と付き合え」
音葉「…それだけ?ww」
格汰「ストレートでいいだろ?ww」
音葉「うん、格汰らしいwww」
男はやっぱりストレートだろ!
音葉「よーし、俺は別れる気ないから桜庭家の存続は絵翔とフミ兄に頼むぞー」
格汰「え?どういうこと?」
音葉「俺たち、子孫作れないでしょ?ww」
確かに男同士だと子供は生まれない…いや
格汰「そこじゃなく、絵翔は球輝と付き合ってないのか?」
音葉「付き合ってないよ?」
格汰「意外だな、あそこまでイチャイチャしといて…もう付き合っちゃえば良いのに」
音葉「きっとお互い親友同士だと思ってるから手が出し辛いんだよ、俺たちはお互い染めようと思ってたから早かったけどww」
格汰「そういうもんか、でも付き合って無くても幸せそうだよな、あいつらwww」
音葉「そうだねw…でも、あんな状態でずっといたら俺ならいつか壊れちゃうよ…」
格汰「なんでだよ」
音葉「だって付き合ってないから恋人っぽいことが出来ないでしょ?ABCはもちろん恋人繋ぎとか自分の思いを伝える事も出来ない」
格汰「確かにそれは辛いな」
音葉「あと、付き合ってないから、相手が自分の事が好きって確証がないから色々不安が生まれる…」
格汰「例えば?」
音葉「例えば好きな人がバレンタインチョコを自分以外の人から貰ったとするよね?そして自分の好きな人がチョコを渡した相手と仲良さげに話してたりしたら、自分じゃなくてその人が好きなのかな?って不安になるでしょ?」
格汰「そりゃそんな所見たらな」
音葉「そういう不安で壊れちゃうと思うんだよ。絵翔なんてもろそんなタイプ…」
格汰「確かに…」
音葉「だから俺、二人が心配なんだ…」
格汰「そんな事考えた事なかった」
音葉「考え過ぎなのかな?」
音葉のこんな顔初めて見た、こんな不安そうな顔…
俺は音葉を抱きしめた、少しでもその不安を和らげたかったからだ
格汰「そういう事にしようぜ、俺らが勝手に不安になるのもおかしいだろwあいつらなら大丈夫だって、な?」
音葉「…うん、そうだね」
音葉は抱き返してくれた。少し不安そうではあったけど和らげれた感じはあった…確かにそう考えると二人の事は心配だ、変な事にならないといいけど…
END
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