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18歳以上ですか?
16にしおりをはさみました!
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16
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「出口ですよ。」
「はぁ〜。助かった〜。本当ご迷惑をお掛けしました。」
「いえいえ、(寧ろ、迷ってくれなかったら、出会えなかったし、)」
外に出ると、
「あっ、出てきた〜。って、あれっ?副会長さんも一緒に?どういうこと?」
「冥‼︎実は、中で会って学校案内してくれるって‼︎」
「そ・・そうなんだ。(何さ。生徒会だからって。瑠衣を独占できると思ったのに。)」
「確か、佐藤冥君だったよね?高校は中学とも若干違うから一緒に案内しようか?」
「そうだよ‼︎冥も高校は初なんだろ?だったら行こうよ。」 ニコ
「わ・・分かった。(その笑顔に断れる要素が無い。)」
良かった〜。なんか不機嫌に見えたから一緒に回れないかなって思ったけど。
それからは、高校のほぼ隅々まで案内した。
普通の高校だったら、長くても30分で済むのに、ココは、昼飯を挟んで、3時間掛かった。
はぁ〜。まぁ、世間から見え無い様に作っているとはいえ、でか過ぎだよなこの学校。
「これでだいたい全て回れたかな。何か質問ある?」
「僕はありません。」
「俺も今は無いです。もしあったら後で聞きます。」
「分かった。生徒会室は紙を書いて申請してくれたらいつでも来れるから。それじゃ、僕はこれで。」
「ありがとうございました〜。」
「どうも。」
やっぱ、冥元気無いな。俺がもっと気配りと言うか、鈍感じゃ無ければな。昔から鈍感って言われてるから何で冥が元気無いか分からないし。
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