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召喚11にしおりをはさみました!
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召喚11
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「…っ、なん、だよ…これ!」
体内で小さく振動するそれは次第に存在感を増してゆく。
内股気味になりながら、必死で積もる快感に耐えた。
あいつがポケットに入れているスイッチさえ奪うことができればと、何度も仕掛けようとしたが、その度に躱され、『お仕置き』と称して振動を強くされる。
不自然にならないようにと意識するも、ふらふらと千鳥足になってしまう。
『大丈夫?』と支えるように腰に手を回されれば、敏感になった身体は大きく反応を示した。
「ぁ、っ…さ、わんなっ!」
「……気持ちよさそうだね?」
「んなわけ、ね、だろ!っ、やく、止めろ…っ!」
息が荒くなり、途切れ途切れの言葉を話す俺に、高槻は笑って言う。
「だめだよ。昼まで、我慢ね?そろそろみんなと合流しようか。」
だめだ、こいつ、もう変なスイッチ入ってる。
このままあいつらと合流したら絶対俺がおかしいことがバレる。
それまでに確実にこのローターの電源を落とさなければならない。
「高槻っ、だめだって…ぁ、無理、っ!」
「尊くんが我慢できれば何の問題もないよ」
「や、だ…っ!と、めろ!」
「うーん…気が向いたらね。」
ほら、行こう?と俺の手を取り、園内を闊歩する。
握られる手にも快感を感じる。
高槻の歩幅が俺のものより大きくて、自然と自分も大股になっていく。
中でローターが内壁に擦れる刺激も大きくなって、俺の口からは堪えられなくなった声が微かに漏れる。
「こらこら、あんまり声出したらバレるよ」
「ぁ、う…っ、!」
耳元でそう囁かれて、羞恥心で快感が増すかのように、射精感が煽られた。
自分の股間はもうすっかり硬くなっていて、見る人が見れば、完全に勃っていることがバレる状態。
勝手に漏れる声を抑えようと、深い呼吸を繰り返した。
「息荒いけど…」
「は、ンっ…てめ、の、せいだろーが!」
「イキそう?」
「ハァ?こんな、ぁっ、とこでイクわけっねぇ!」
そうこうしていると、熊の檻の前に差し掛かった。
「あ。交尾してる。」
うわ〜〜〜〜〜タイミング。
「興奮する?」
「す、るわけっ、あるか!」
不服そうな顔をして熊の後尾をガン見する高槻。
周りからの視線は完全に変な人だ。
丁度いいと思って、手すりに掴まって、呼吸を整えながら、快感から逃れようと必死に精神に訴えかける。
ヴヴヴヴヴヴッ
「ひぁっ、ぁ、ん…ふぁ、ンンーーーっ!お、い!あ、ぅ…た、かっぁ!」
「ほら、静かに。みんなに気づかれるよ…」
「む、りぃ…ぁ、っやぁ、こえ、でちゃっ、ふ、ぅっ」
自分にも聞こえるくらいの音を立ててローターが震える。
膝がガクガクして、立っていられなくなり、その場にしゃがみ込む。
「んあっ、や、あ、たるっ…だめ、あっ!」
「あたる?」
「き、もちい…とこっ、あたっ、る!…っア、ひぅっん、やっぁ」
しゃがんだことで、イイトコロにローターが押し付けられるような角度になってしまった。
だらしなく開きっぱなしの口からは自制心を気持ちだけ出したような喘ぎ声が止まらない。
「む、り…っ、イ、く、んあっ、ひ、イクッでる、ぅっ、あっあっ!」
偶然、辺りに人は居なかったが、呆気無く道の上で達してしまった。悔しいのと恥ずかしいのと悲しいのとで顔も心もぐっちゃぐちゃだった。
「よっ」
「ふぁっ、」
ふわっと地面から身体が浮いて、何事かと思えば高槻が俺をお姫様抱っこしている。
状況が処理できないまま、再びトイレへと連れて行かれた。
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