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狂う潤
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目を開けると、僕は、全裸で床に倒れていて、潤と譲が目の前にいた。
倒れた僕の目の前で、潤は、譲と狂ったようにキスしていた。
「譲、もっと、何も考えられなくなるまで、キスして」
潤は、唇を離すと、言った。
譲は、明るいところで見ると、驚くほど、潤に似ていた。
ただ、潤の優雅さや繊細さ、儚さはなく、粗野で野卑で武骨な、潤の模造品のように見えた。
譲は、潤を床に押し倒して、潤の制服を、脱がしていった。ジャケットのボタンをはずし、シャツのボタンをはずし、潤の胸が露わになった。
セックスになるんだろうか?
僕の下半身が熱くなった。
譲が、露わになった潤の上半身を、貪るように舐めていた。
「狂わせて、俺を完全に狂わせて」
潤の快楽に伸ばした手が、僕の裸に触れた。
潤が、僕に気づいて
「ひっ」
と声を上げた。
「殺される……」
潤は、上半身を起き上がらせた僕を見て言った。
譲は、潤の下半身を剥こうとしていた手を止めて、ちらっと僕の方を見た。
譲は、潤の下半身を露わにしていき、そこに顔を埋めた。
「はむっ、んっ、あんっ」
潤の抑えた喘ぎ声が、聞こえ始めた。
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