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スパルタにしおりをはさみました!
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スパルタ
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家の中ですらなく、夕べのように、夜の暗闇の中でというわけでもなく、真っ昼間から、午前の清々しい空気の中で、素っ裸なのは、健康的なのか退廃的なのか、よくわからない。
「古代ギリシャの少年たちのようだね。裸で健康的だ」
大洗氏は言った。
健康的か。
裸足教育どころじゃないよ。
スパルタ市民じゃないんだから。
まさにスパルタ教育。
とにかく、素っ裸で昼の庭にいるのは、非日常的すぎる。
ただでさえ恥ずかしいのに、僕のお尻には水が仕込まれていて、さっきから、いろいろ気を紛らわしてはいるが、今にも出そうなのだ。
出ないように、内股の、そろそろ歩きになってしまっていた。
「瑤君が、お尻に入れた水を出したいんだって」
潤が、大洗氏にストレートに言った。
僕は、恥ずかしくて、逃げたかった。
「いいね、見せてもらおうか」
「えええー」
僕は思わず言ってしまった。
「でも、恥ずかしいんだって」
潤が説明してくれた。
「ふふ、ますますいいね。初々しい子は、好きだよ」
大洗氏は、言った。
潤は、少し不安気な顔になった。
「俺は、初々しくない?」
「潤は特別だ。さっきの反応は、とても良かったよ。淫乱な子も好きだよ」
と大洗氏はフォローした。
「俺は、淫乱な子?」
潤は、聞いた。
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