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何を 椿sideにしおりをはさみました!
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何を 椿side
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「僕は＿＿」
梓が俺を拒んだとき、すんごく辛かった
俺は梓に拒まれたんだ、絶対に嫌われた、って
自分の愛する人の話をする梓を見ていると、とても輝いて見えて
ああ、その人は本当に梓に愛されているんだなって思った
それと同時にやっぱり俺じゃないんだっていう心が生まれたことに、驚いた
なんで、そんなこと考えんのかな
梓が俺から遠ざかって行くのが怖かったのかな……
そして、その名を告げられたとき
無意識のうち、俺は間抜けな声で聞き返していた
「椿のことが好きなんだ」
「……はあ？」
目の前にいるこの弟は一体、何を言っているのか
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