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妊娠しました妊夫です◆猫山◆にしおりをはさみました!
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妊娠しました妊夫です◆猫山◆
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数日前から体調を崩し始めた。
数ヶ月前に何気無く普通の産婦人科を訪ね、少しだけ教えてもらった基礎体温を計る事。
体温が高くなり、臭いにも敏感になり始めた。
朝則にバレないように、小銭を貯めていたのでそれを掻き集めて男の妊婦でも行ける産婦人科を探して、恐る恐る行くと、腹の大きな妊夫さんが居た。
問診票を書いて待っていると呼ばれた。
先生は女性で何だかんだホッとしたのもつかの間、診察台に上がらされ、服を捲られて腹にジェルを塗りたくられた。
「コレでお腹の中を見ます」
「はぁ…」
「………猫山さん妊娠判定薬使いました?」
「いえ…」
「そうですか…取り敢えずおめでとうございます」
「え?」
「妊娠してますよ」
翌日には悪阻でトイレに駆け込み、朝則に自分の鞄を取ってもらい、妊娠判定薬を見せてバラしたんだけど、朝則は喜んでくれた。
俺の体のは中には朝則と俺の子が宿ってる。
朝則はその日から、俺に無理をさせないように気を使ってくれているし、エッチも安定期に入るまではしないと言うか、俺だけを気持ちよくさてくれる。
俺も朝則のモノを口で咥えてご奉仕くらいはする。
たまに口に出される。
「裕太?」
「朝則おかえり…」
「何か食べた?」
「んー…ゼリー」
食事の時間帯には外に出ないようにしている、特に焼き肉の匂いはダメだ…、だから朝則にゼリーを大量に買ってもらった。
「何が食べたい?」
「蜆の味噌汁とごはんと白菜の塩漬け」
「栄養偏るね…」
「蜆は平気だけど焼き魚は無理…」
焼き肉も焼き魚も好きなのに食えない。
今食べられるのは味噌汁…そして白菜の塩漬けとごはんと納豆と生野菜…。
朝則は『生野菜よりも温野菜ね?』と言って作ってくれる。
「牛乳飲む?」
「ん、飲む」
お酒は多少なら飲んでもいいみたいだが、胎児に悪影響があると嫌なので飲まない。
朝則も飲みたいだろうに、俺が飲まないから飲まないらしい。
「朝則は飲んでも構わないんだぞ?」
「裕太飲みたくなっちゃうだろ?」
「んー…そ、だけど朝則は飲みたいだろ?」
上目使いで見て妖しくニヤリとした朝則を見て『しまった…』と思った…。
「僕は構わないよ…その代わり、裕太のミルクを飲ませてもらうから…」
「っ/////」
「ま、今夜は祝杯をあげたいかな?」
さっきまでの怪しげな微笑みではなく、本当に嬉しそうに笑った朝則にホッとして、身を起こし、そっと朝則の唇に唇を重ねた。
「誘ってるの?」
「誘ってねーよ」
「残念」
「安定日に入るまで無理だから」
「裕太…ありがとう…」
「ん…」
正直、朝則の部屋のベッドがキングサイズで広くて助かってるが、赤ちゃんが出来るまでは拷問かと思うほど、抱かれて喘がされ、中出しもタップリされた…。
それが今夜から安眠出来ると思うと、少しだけ寂しい気もする…。
「裕太ごはんだよ」
「ありがとう」
妊夫も悪くないが、悪阻だけはいただけない。
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