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休日4にしおりをはさみました!
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休日4
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現在の時刻は月曜朝の10時37分21秒(細かっ!)
一昨日の夕方の4時過ぎから輝海に無理矢理渡されたゲームをやり始め、たった今終わったところだ
もちろん、全キャラ攻略し、スチルも全て埋めた
「はぁ~~~~~~~っ」
俺は盛大な溜息を吐き出した
途中、どうしても話が進まない(エンディングに辿り着けない)キャラがいて、かなり奮闘した
輝海は携帯に分からなければ何時でもかけてと言っていたが、電話のできる時間帯じゃなかったので、自力で何とか遣り遂げた・・・
眠い目を擦りつつスマホを手に取りゲーム終了の報告を輝海にLINEで送る
そろそろ飯でも食うかな
俺は今、気ままな一人暮らしだ、両親は海外にいる。親父の転勤にお袋が付いて行くと言い俺は高校もあるし日本に残った
一ノ瀬家と如月家の両親達は仲が良く
輝海んちのおばさんが俺の事は心配しなくてもいいとお袋に言ってくれたのもあるのだろうが、
反対されるかと思っていたのに輝海の家族がいるから安心だと言い一人暮らしをOKしてくれた
俺はおばさんに面倒を掛けるのも悪いので一応炊事洗濯は自分でしている
俺が夕飯を食べているとリビングのドアが開き輝海が顔を出した。
「おっじゃま~~!!」
「おぅ」
「どうやった~?」
「何が?」
「何がって、ゲームに決まってるやん」
「・・・・・・・・。」
輝海は俺の前の椅子に座り俺を目を細めて見てきた
「もしかして、やってへんのちゃうやろなぁ~」
「やりましたっ!!」
「あっそー、っで?誰が好み?」
こいつ・・・・あのゲームは男しか出てねーだろーが!!好みもクソもあるか!!
「なぁ、なぁ~、誰が好みなん?」
「誰m・・・・」
「誰もおらんってゆーのは認めへんで!!」
「う゛っ・・・・」
先に言われた・・・・
「あのゲーム「王道君が通りますよ!」のキャラって皆個性的やろ?誰が良かった?」
「いかがわしい店のお姉さん2人組み」
「却下!!」
「なんでだよ!!」
「男限定で!!」
主人公が街で族潰しなんて酔狂なことをしていた時に声を掛けてきたいかがわしい店の色っぽいお姉さんを挙げたら速攻却下された。男限定って俺も男だぞ?
「・・・・・・・・・。」
「まぁ、え~わ、ほな、弥尋ってどうやった?」
「バスケ部の爽やか君」
「それだけなん?」
「うん」
「じゃー、颯斗は?」
「一匹狼の不良」
「じゃー、東雲さんは?」
「俺様バ会長」
「じゃー、桜庭さんは?」
「腹黒敬語眼鏡」
「じゃー、莉都は?」
「チャラ男会計」
「じゃー、空と海は?」
「シンクロ率パネェ双子」
「じゃー、汐見先生は?」
「エロホスト教師」
「じゃー、最後に旭は?」
「主人公君」
「なるほど・・・・まぁ、一応ゲームはやったみたいやなー」
「当たり前だ!俺の人生かかってたんだぞ!!」
「そんな大袈裟な~、ほな、これはもういらんな~」
そう言うと輝海は紙を取り出してテーブルの上に置く。
「何だそれ?」
「ん?あー、もし環がゲームしてへんかったらこの設定で漫画書いたろーと思って」
「見せろっ!」
俺は輝海から紙を奪い取ると内容を読んでみた
その内容は・・・・
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