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突然の訪問者1にしおりをはさみました!
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突然の訪問者1
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部屋に戻って昼食の準備をしていると部屋にインターホンの音が鳴り響く
「?俺の部屋・・・だよな?え?誰?知り合いとかいねーんだけど・・・?」
火を止め、仕方なく部屋の入口である玄関へと向かい、ドアを開ければ部屋の前に立つ人物が目に入ると即効でドアを閉めた。
「ふはっwwマジか、ホストが居たんだけど。ありえねー」
あまりの事にドアを閉めて軽く吹き出し、小声で呟けば。今度はインターホンが連打される。
「おいおいおい、うっせーよ。落ち着けよホスト・・・」
仕方なく、ドアをそ~っと開ければ今度はドアに手をかけられ勢い良く外に引っ張られ、その勢いでドアノブを掴んでいた自分も引っ張られ「うわっ!」と言う声と共に相手の胸へとダイブした。
「折角訪問してやった俺様の顔見てドア閉めるなんざ、お前いい度胸してるじゃねぇか、あぁ?」
「あー・・・、いや、部屋間違ってるんじゃないっすかねぇ?」
「あ?お前、編入生の一ノ瀬 環だろうが」
お間違いじゃなかったー!訪問先俺んとこ!待って、明日職員室で会う予定だったからまだ心の準備出来てなかったのに!
その服装で教師ってホント、もうどういうこと!
白スーツに黒シャツにシルバーアクセじゃらじゃらつけて、髪は茶髪にシルバーアッシュのメッシュ。
どこからどう見ても教師にゃ見えねーよ!口も悪すぎんだろ。やべぇ・・・また笑えてきたプルプルしてきたどうしよ!
「おい、聞いてんのか?返事しろ返事!・・・って、お前何震えてんだ?別に俺ぁ怒ってんじゃねぇぞ?」
知ってる!怒ってんじゃないことくらい知ってる!面白くてプルプルしてるだけだから!取り敢えず返事しとかなきゃ変に思われるかぁ。つか、そろそろ男の胸に飛び込んだままなのイヤなんだけど?
「い、一ノ瀬 環で合ってます。あの、そろそろ離してもらえないっすかね?」
「ん?あ、あぁそうだな。んじゃま、改めて俺が1年S組担任の汐見 睦月だ」
「知ってm「あ?」
おうふ!あぶね!知ってちゃマズイっしょ俺!
「あ、宜しくお願いします。けど、何でわざわざ?明日朝から職員室へ行こうと思ってたんすけど」
「あ?そりゃ俺が暇だったからだ」
「は?」
「何かいい匂いすんなぁ。邪魔するぞ」
「はっ!?ちょ!え!?待って!」
制止の声も無視してズカズカと部屋に上がり込み、慌ててその後を追いかける。
「センセ!待ってって!」
「ほぉ、お前飯作ってんのか?丁度いいや、俺の分もよろしくな食ってねぇんだ」
「生徒に飯たかるとかありえないっしょー」
「ウダウダ言ってんじゃねぇよ」
何を言っても無理だと少し多めの分量にしていたこともあって諦め、調理を再開する。
おかずが出来上がるのと同じくらいにご飯も炊き上がり、ダイニングテーブルに2人分の料理を運ぶ。
本日のメニュー:ご飯・大根の味噌汁・ほうれん草のおひたし・焼いた厚揚げにひき肉とキノコのあんかけ
ソファーに座って寛いでいた先生を呼ぶと、余程お腹が空いていたのか飛んできて、料理を見て一言。
「主婦か!」
「帰れ!」
「いただきます」
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