アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
10-4にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
10-4
-
「山瀬さん...ぼく...病気かなぁ?」
段々不安になってきた麗が涙目で山瀬を見上げる。
「ん~?そんなことないよ~。その気持ちは麗くんが成長してる証だよ~」
「そうなの...?」
山瀬は麗の柔らかい髪を撫でながら微笑む。
「そうだよ。麗くんは獅琉が大好きなんだよね?だからどうしたらいいのか分からない、ね?」
「ぼく、しーすき...ずっとまえから...」
「うん、それは知ってるよ~。その好き、が変わってきたんじゃないかな?」
「すきがかわる...?」
「ん~言葉で説明するのは難しいかな~?麗くんは獅琉に触れたいとか思ったりしない?」
僕は...いつもしーに触りたい...だっこして欲しい...キスも嫌なわけじゃない...
麗が頷くと部屋の外から大きな声が聞こえてきた。
「あ、来たみたいだね~。麗くん獅琉に今と同じ話してごらん。きっと獅琉が解決してくれるよ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 374