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自己紹介にしおりをはさみました!
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自己紹介
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とは思ってても腐男子な僕は目の保養を見つけるべく他の生徒の自己紹介に目を光らせる。
もちろん耳もフル稼働。僕頭だけは無駄にいいからイケメンから発せられた言葉は1回聞いたらわすれましぇん!
んー、でも目の保養になるほどのイケメンいないn・・・
!?いた!いたよイケメン!くっそイケメン!
僕は目を輝かせながらそのイケメンの自己紹介を待つ。
あ、ちょっとまた鼻血出そう。でゅふ、イケメンまだかなぁ〜んふふふふ
と、ニヤニヤしていたらようやくイケメンの自己紹介のようだ。
「あーえっと・・・早乙 叶(さおと きょう)です。
好きなことはバスケっす・・・。
呼び方とか適当でいいんで、まぁ・・・よろしく」
なんだか無気力な感じだけど声もいけぼぉ・・・!その上背高くて好きなことバスケとかハイスペックぅ〜ひゅ〜
マジ俺得♡
んーと、次は誰かなー・・・
と思いながら僕は次の順番の生徒に視線を向けた。
「あ、え、あの・・・と、十束千里(とつか せんり)です!しゅ、趣味は読書れっ!あ、です・・・。よろしく、おねがいしま、す・・・」
ほ!?なに!?この小動物系の子!
目くりくりだし髪もふわふわだし若干色素薄くてめっちゃ可愛いんだけど!!
その上プルプルおどおどしてて、もうもふもふしたい。飼いたい。
とか考えてたら次僕じゃん!
ふぉぉやべぇ、むりぃ、まじむりぃぃ
「ささ、佐藤真己と申します!趣味は読書です!よろしくおねがいしましゅっ!」
・・・盛大に噛みまくった。
ふぉぉん泣きたいよぉぉ。
と赤面してたらクラスみんなはクスクス笑ってた。なんだよぅ、十束くんのときは笑わなかったのに僕のときは笑うんかいっ
そんなことを思いながらシクシク心の中で泣いてたらいつの間にか自己紹介の時間は終わっていたようだ。
まぁさっきの2人以外そんなめぼしい人いなかったしいっかぁ。
「よし、じゃあ、今日はこれにて解散!明日から本格的に高校ライフ始まるから、遅刻すんなよー」
先生が終わりの言葉を言い終わり、礼をしたあと各々の帰り支度をはじめる。
しかし勇気のあるやつはここで誰かに話しかけ友達を作り始めるやつもいるだろう。
まぁ僕はさっきわかっただろうけどヘタレチキン野郎だし程遠いけd「佐藤くん!」
いいかけの言葉を遮るんじゃないよ、ったく・・・誰だろ。
そう思いながら僕は振り向いた。
「!?え、と、君は確か・・・十束くん、だったよね・・・?」
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