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捕獲_愁5にしおりをはさみました!
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捕獲_愁5
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「薬の効きがいいようだな。健康な証拠だ。これならまだ楽しめるな。」
一度達した父親は先程までとは違う冷たい表情で両足を拘束し直した。
「いいか?私がカオリと呼んだらカオリになるんだ。本来なら男のオマエなんて必要ないんだからな。カオリを殺したのはオマエだ。人殺しの償いは一生かかっても終わらない。」
この人も…未だに僕を恨んでいるんだろう。
人殺し、か…
あの薬を渡していたのは僕なんだから彼女を殺したのは僕だ。
その解釈で間違いないのだろう。
ブゥーンという小さなモーター音とともに、体に電流が走る。
「うあっ、ああっ、ああっ…」
両乳首に固定されたローター。強度を変更するリモコンがそれぞれについていて、それが脇腹を撫でるだけで体が熱くなる。
触られないまま勃ちあがってトロトロと先走りを流しつづけている性器には見向きもしないで後孔に何かを挿入される。
「やっ…な、に…」
「何って、オマエの大好きなものだよ。一人で楽しむといい。」
ニヤリと笑って父親は手の中のリモコンのスイッチを入れて僕に背を向ける。
「いやあーっ…とめてっ、とめてっ…」
微弱な振動が入口の周辺に伝わる。
薬を飲まされた状態でこんなものを入れられていたらおかしくなってしまう。
「ああっ…やだっ、やだーっ…」
みっともなく腰が揺れて、その振動で胸のローターが突起に強く当たり、それがまた自分への攻撃になってしまう。
こんなに敏感な状態にされているのに、中途半端な刺激を与えられ続けていればどうなるのか…
イキたくてイキたくてたまらなくなるのだ…
懇願していかせてもらうあの屈辱に、いつも僕は耐えられない…
「はあっ、はあっ、…っくっ…、ううっ、ん」
このまま薬が体を回りきるまで我慢させられるんだろう。
いつものやり口だ。
舌を噛み切ってしまいたくても、力も入らない。
もういっそ殺して欲しい。
頭が、どうにかなってしまう前に…
助けて…なんて考える事もおこがましい…
それなのに、僕は優也の事を思い出していた。
勝手についてきて、あげくの果てにこんな目に遭っているというのに。
汗と体液で思考までどろどろになった頃、カチャリと扉が開いた。
振り向かなくてもわかる。
今1番会いたくない相手が近付いてきている。
「よぉ。この前は反抗的な態度とってくれちゃって、いいザマだな。”奴隷ちゃん”」
「っ…」
バスローブをはだけたままだらしなく現れた男は、やっぱり夏彦だった。
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