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全寮制男子校にしおりをはさみました!
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全寮制男子校
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ここは全寮制の男子校。
この学園には個性の強い人々が集まり、その人々で織り成す物語です。
「あの…火神くん。部活の時間ですよ?」
「んー?あぁ…もうちょっと…。」
「困ります…。」
寮室01で暮らしているのは、バスケ部1年火神と黒子。
現在、寝起きのあまり良くない火神が黒子から離れず、朝練に行く時間を心配していた黒子だった。
「日向ボケェ‼︎俺の布団とんなっつったろーが‼︎」
「だってさみーんだもん…。ちょっ!影山さみぃってー。」
寮室02。ここはバレー部の影山と日向の部屋。
寒いため2人で寝ているが、布団の取り合いで朝は目覚める。
「真ちゃーん、朝飯食わねーの?せっかく俺が作ったのに冷めるんですけど?」
「フンッ!おは朝の時間を邪魔するな、バカめ。」
「もう、真ちゃんってばー。」
寮室03。ここはバスケ部1年、緑間と高尾の部屋だ。
朝はおは朝が何より大事な緑間により、朝飯が冷める事もしばしば…。
「青峰っちー…朝から何なんスか?発情期っスか?」
「うるせーなぁ…黙ってろ。」
「俺の身体触りながら何言ってんスか。もー‼︎今日の朝練遅れたらまた黒子っち達に怒らるっスー‼︎」
寮室04。バスケ部1年。朝から発情中の青峰と、でもそれが嫌ではない駄犬黄瀬の部屋。
「岩ちゃーん!おはようのキッ…へぶっ‼︎」
「おい、グズ川。さっさと着替えて飯食え…朝練遅れんだろうが…。」
「ちょっ‼︎岩ちゃん痛いっ!頬っぺた取れるからっ‼︎」
寮室05。バレー部3年の及川と岩泉の部屋。
部長とは思えない行動に、岩泉はウンザリしていた。
「ねぇ、花礫くん!朝ごはんできてるよ?ねぇねぇ花礫くーん‼︎」
「うるせぇ…つか、お前朝一で職員会議だろうが。」
「いいのいいの、花礫くん俺がここに来ないと普通に遅刻しちゃうでしょ?」
「…………。」
寮室06。帰宅部、花礫の1人部屋。
そこには毎日のように研修生の與儀が様子を見に来る。
「ふあぁ…朝からの職員会議なんて、保健医の僕にはほとんど関係ないのになぁ…。」
バシッ‼︎
「いったぁ‼︎‼︎」
「ダラダラしないでください。それでは生徒に示しがつかないでしょう。」
「だからって出席簿で殴んないでくれる?」
朝から軽く喧嘩を始めたのは、古典担当の鬼灯と、保健医の白澤だった。
2人は職員会議に向かう途中には必ずと言っていいほど口喧嘩をしている。
最終的には鬼灯の武力による弾圧で話は終わる。
しかし、これがまだ可愛いほうだと思えるのは…
ドカンっ‼︎‼︎
「いぃぃざあぁぁぁやあぁぁぁくぅんよおぉぉぉぉぉぉっ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
「あははっ!シズちゃーん、朝から騒いだら生徒から苦情来ちゃうんじゃなーい?」
バタバタバタバタバタッ‼︎
「うるせぇぇ‼︎テメエ俺の携帯のアドレス全消去なんてしてんじゃねーよ‼︎‼︎」
「いーじゃん別にぃ‼︎メールする相手は俺だけで十分でしょー?」
「あ"ぁ⁉︎」
この盛大な喧嘩と共に登場したのは、数学担当の臨也と、体育担当の静雄だ。
朝の恒例とも言える大喧嘩も、大半の生徒、先生は痴話喧嘩と知っているため、止めはしない。
こんな個性の強い人々で、これから始まっていきます。
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