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お稲荷様の言う通り。にしおりをはさみました!
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お稲荷様の言う通り。
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あらすじ。
【噂をすれば影も刺した。】
『あぁん?なぁーんかちっこいのが......ん?人間かい?』
そのオネェ感漂う神様は僕の首元の匂いを嗅ぎ始めた。
「あわわっ...」
すると水脈様が声を張り上げて言った。
『大稲荷様っ!?
何故ここに...っ』
「大稲荷...って......お狐様?」
僕が、必死に質問をすると。
『せいかーいっ。
コン様ってよんでくれて良いよ~ん。』
そう言っているコン様は、尚も匂いを嗅ぎ続ける。
キツネ耳が首元や項に当たってぞわぞわする...っ!!
「~っ!!」
『......水脈。
あんたこの子食ってないでしょうね。』
僕の首から頭を離し、水脈様に向かって冷たく言った。
『...食べてませんが。』
水脈様はこっちを睨みながら言った。
『あ~らそうっ!
じゃあ大御神によろしくねっ、あたしこの子連れて帰るわ~♡』
......え?
「えっと...?」
『あらやだ!
ここの着物似合うわねぇ!じゃあ次はあたしのとこのを着てもらおうかねぇ♪』
そして、コン様は僕の腕を自分に引き寄せ、僕の体を持ち上げる。
『さぁ、行くよっ!』
「えっ!?」
瞬間、僕は風の如く連れ去られた。
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