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お試し1日目にしおりをはさみました!
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お試し1日目
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「あ、今日は来たな。」
学校に着くと、何故か腰を抑えながらこっちに向かってくる凪仁に声をかけられた
「まぁ、な…家に居ても暇なだけだし…」
嘘だ
本当は早瀬がみんなに言いふらしたりしないようにするため
「で?早瀬とはどうなったんだよ?」
「は、はぁ!?べ、別に何もねぇけど!?」
しまった…
慌てすぎたか…?
「ちぇー…つまんないのー」
……………アホでよかった
「なに?俺の話?」
「っ!?」
来やがったな…
「そんなビビらなくてもいいじゃん。」
そりゃビビるだろ!
後ろから今話してた奴が来るんだぞ!?
「べっつに!?ビビってねぇし!!」
「瑠姫…ビビったならビビったって言えよ…」
なっ…!
凪仁まで…!
「お前いつの間に早瀬の味方になったんだよ!?」
「別に俺琉希を味方したわけじゃないし!俺は誰の味方でもない!!」
チッ…
ん?
凪仁の後ろに誰か居るんだが…
「へぇ~…凪仁は俺の味方だと思ってたのになぁ〜…?」
「へっっ…?ゆ、唯翔っ?なんでここに…っ」
ハッ
ざまぁみやがれ!!
オレの事バカにしたバチが当たったんだ!
「後で覚えとけよ瑠姫ぃぃぃ!!」
そう叫びながらズルズルと引きずられていく凪仁を、オレと早瀬は無言で見つめていた
ってかオレ何もしてねぇし…
「はぁ…」
「るいたんは大変だねー」
なんだよコイツ…
他人事みたいに言いやがって…
「放課後…」
「ん?なに?」
「放課後、オレんち来い」
コイツにかっこいいとこ見せて、二度とオレを見下せないようにしてやる…!
「了解…」
クソっ…
なんでそんな楽しそうに返事すんだよ…
ちょっと…ほんのちょっとだけ、ドキッとしちまったじゃねぇかよ…
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