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僕の罪にしおりをはさみました!
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僕の罪
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確か、あの日は夜勤で今までにないほど俺は疲労困憊していた。
一人空しく家に帰るのも嫌だったので、近くにあったバーに滑り込んで柄にもなく飲んだくれていたあの時。
「お嬢さん、俺と一発やってみない?」
そのトラブルメーカーは俺に、まるで遊女のように絡んできた。
この子金髪美人・・・、髪に少しクセがある。
撫でたらサラサラだろーな・・・。
泥酔していた俺は自身が女と見られていることに気づかず、そのまま無言で頷く。
(後々、あの時何故俺は女と見間違えられたのだろうか、という疑問が残ったがそれは難なく解決した。
その時は仕事が多く、散髪にいく時間すらない俺は有り余った髪を後ろで結わえていた、それが理由だろうと思う。)
かく言う俺もその子のことを女だと思い込んでいた訳だが。
そのまま俺達はラブホテルに千鳥足で向かった。
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