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俺をかまってよ。にしおりをはさみました!
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俺をかまってよ。
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「…う?……」
明らかに僕たちの間にあったことを肯定するような凛の発言に空太が唸りながら鋭く睨みをきかせる。
「……そいつ…誰?」
ブスッとした態度の空太。
「ああ?…なんだてめえ…お前こそ誰だよ」
空太に話しかけられると一気に態度が悪くなる凛。
「俺は美琴の1番最初の恋人だからっ!2番目の人が調子に乗らないでくれる?」
勝った、という風に言う空太に向かって凛は
「なっ…お、俺だって昨日は美琴のですげえは…激しかったんだからな!!お姫様だっこだってしてもらったんだ!」
「何それ!?美琴の、俺もまだ入れてもらってないのに!」
…朝から学校でなんていう会話をしている…
少なくともこの2人の相性はとても悪そうだ。
この様子だと今ここで簡単に説明しても納得しないだろう、そう判断した僕は
「ああ…後で教えてやるから…そろそろ教室に入らせてくれ」
いつ人が来るかもわからないのにこの会話はまずい。
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