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全力アタック2にしおりをはさみました!
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全力アタック2
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「Aちゃんは、10個上のB君が好きなんだけど、年が離れてるから相手にされてないんだ。その場合、どうしたら恋愛対象として見てもらえると思う!?」
「まずなんで仮名を使う必要があるんだよ」
昼食時の教室で俺は佐知に語る。
「Aちゃんは話を広めて欲しくないけど、アドバイスが欲しいからだろ!?」
俺だってたくさん考えたんだ。
でも、答えがでなかったんだ!!
「Aくんは諦めた方がいいよ。」
「Aちゃんだし!諦めるのは選択肢に入ってないから」
佐知はふんっと鼻を鳴らした
「なになに?なんか楽そぉ!」
「げっ、天野」
「和、酷ーい。」
天野 ゆりあ
中学から俺たちは一緒で、よく話す。
ゆりあは化粧がケバくて、妙にサバサバしてるから男から人気がある。
そのせいで女からは浮いてるけど、根はいい奴だ
「で、なんなのー?ゆりあにも教えて」
そうか。
ゆりあってモテるし、何をされたら好きになるかよくわかってるかも!!
「Aくん…違くてAちゃんの話なんだけどな!?」
ゆりあならいい答えがあるかも!
「年上が好きなんだけど、子供扱いされて恋愛対象にされてなくて!
かつその人には、好きな人がいる場合、どうやって振り向かせればいい!?」
熱く語ると、ゆりあはにこっと笑う
「なるほどー春斗は年上が好きなんだー?」
「うん。ゆりあなら何をされたら惚れる?」
「もはや、仮名関係ねーし…」
ぽつりという、佐知をシカトする。
「うーん…そだなー。分かった!教えてあげる!」
「頼むっ!!なかったことにしてそうだから、腹立ってさ!」
メモの準備をする。
「春斗、こいつの意見はやめとけって」
「佐知、うるさいっ!」
「まずー…」
ゆりあの言葉をメモする
仁にどれほど俺が、好きになってしまったか伝えるんだ
好きになって欲しい
いや、好きにさせる!!
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