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一件落着？にしおりをはさみました!
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一件落着？
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「今日は永瀬をもらいに来ました。」
「え？！」
「な、なんで佑が驚いてるのよ…」
いやだって、俺も聞いてなかったし…
それにもらうって…なんか…
あぁ…やばい、俺今絶対顔赤いよなぁ…うぅ…
「息子さんを、僕に下さい。」
「…うーん、いいわよ？」
「え…？！ほ、本当ですか？！」
「男同士って言うのは正直ちょっとびっくりしたけど、いいと思うわよ？ね、お父さん」
「まぁ、いいと思うぞ。アメリカはどうするんだ？」
そうだよ、アメリカ。俺、その事で鈴がうちに来たと思ったのに、その…俺を、もらうって…
う?ん…慣れないなぁ…
「お2人が帰ってくるまで僕の家に住むって言うのは駄目、ですか…？」
それも、初耳だ…
「そんな、迷惑じゃないかしら？」
「全然迷惑じゃないです！むしろ、来て欲しいくらいですし！」
「…そうよねぇ、恋人同士なのに何年間も離れるのは辛いよね…。じゃあ、迷惑じゃないなら。お願いします。」
「篠田君？男同士ってのは結構大変だと思うぞ？ほら、いろいろと。結婚出来ないし、子供も出来ないし。それでもいいのか？」
「はい！」
「それじゃあ」
「「息子をよろしくお願いします。」」
な、何か嫁に行く気分だ…。それに結構あっさり、いろいろと、決まっちゃったな。
あ、一応。俺は鈴の方を向いてペコっと頭を下げた。
「よ、よろしくお願い、します？」
「可愛いいいい！！何その上目遣い！」
「うわ！ちょ、鈴！抱きつくな！」
「いいじゃん！！」
よくないよくない！！！母さんと父さんが前にいる！目の前にいる！
母さんも苦笑いしてるじゃないか！
もう…これからどうなるんだろう…俺…
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