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3にしおりをはさみました!
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3
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「ふぅっっ…」
「あ、あの碧都はどうでしたか??」
手術を終えて廊下に出ると響也の声がかかってきた。
「あぁ、いい具合に刺さってたから案外綺麗に抜けた。今はまだ寝てるよ。」
そうですか、と安心した顔で返答した響也。
「なに、心配することねぇよ。アフターケアは俺がするから。」
そう、隅から隅まで…。
「ごめんね、送ってってあげたいところなんだけど、碧都がいるから今、下のモン呼ぶね。」
「わざわざありがとうございます。」
あ、俺が人格咄嗟に変えても動揺しないんだ…。
「…響也も裏表あるんだっけ?」
「えっ?…あぁ、俺の場合は裏表どころか多重人格なんで。……ただの自分を守るための情緒不安定の成れの果てです。」
苦労してんのな
「じゃ、まぁ碧都見てから帰りなよ。」
「はい。」
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