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学園生活、始動。 8にしおりをはさみました!
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学園生活、始動。 8
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沢山の食材を抱え、銀司さんの所へ戻る。
「なあ、銀司さん。なんかカードキーで買ったんですけど、これどういう仕組みでお金払ってるんだろう」
「ああ、引き落としだ。レジの近くにある端末に通せば、残高なんかもちゃんとわかるぞ?」
引き落とし...?
いや、おれ口座の手続きとかも何もしてないんだけど...
「おれ口座の手続きしてないし、そんなに金入ってないよ?」
「まあでも、買えたって事は入ってたんだろ?確認の仕方教えてやるからカードキー見せてみろ」
そう言われて、右のポケットからカードキーを取り出す。
「ブラックキー?どこで手にいれたんだ?こんなモン」
「理事長がくれた」
「なんか分かってなさそうだから説明してやるけど、一般の生徒はホワイトキーを渡されるんだ。自分の部屋と買い物にしか使えない。次に、特待生がシルバーキー。毎月一定の金額が口座に振り込まれるようになっている。
次に、ゴールドキー。生徒会役員と風紀委員と寮長だけに渡されるカードキーだ。学校の殆どの施設に自由に出入りできる。特待生と同じく、一定の金額が振り込まれる。
次に、お前の持ってるブラックキーだ。一番上ランクのカードキーで、この学園の全ての施設を自由に出入りでき、学園の施設の物は全てタダで購入することができる。かなり貴重なカードキーだぞ?」
「え、なんで俺そんなに貴重なカードキー持ってんの?」
「いや、それは知らん」
「え、なんで俺そんなに貴重なカードキー持ってんの??」
「だから知らん」
えええええええ!?
俺なんか特別なことしたっけ!?
してないよね!?
俺ってそんなにすごい奴だったの?そうなの!?
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