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生徒会執行部 3にしおりをはさみました!
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生徒会執行部 3
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稜と阿久津に連れられて暫く歩くと、大きな扉の前にたどり着いた。
白に金の細工が施された、豪華な扉。
なんかこの学校本当にお金かけ過ぎだよなって改めて実感。
「まだ生徒会の人達は来てないと思うから、早くご飯食べちゃわないとね」
そう言って稜が、ゆっくり扉を開いた。
中はとんでもなく広く、何処かの国の大聖堂の様だった。
「うわあ、すご....」
思わず感嘆の声を漏らす。
ふと辺りを見渡せば、ざわつく食堂。
( あれ、噂の転入生じゃない?)
(すっげえ可愛いな...あの鎌鼬の稜にも劣ってねえ)
(喰いてえな)
正直凄く嫌な気分になるけど、一々気にしてられないし、そいつらを無視して稜と阿久津の後を追う。
「ここの学園、いい人も沢山居るんだけど、その反面悪い人たちも多いから気をつけてね」
不安そうな顔で耳打ちしてくる稜に、大丈夫。と小さく呟き、券売機の所まで進む。
「食べたいものを選んで、カードキーを通せば食券が出てくるから、これを向こうに出すんだよ。カードキーは貰ってるよね?」
「あ、うん。」
「なら大丈夫だね!う〜ん。今日は日替わりB定食にしよっと!!」
そう言って、稜はホワイトキーを券売機に通す。
そういえば俺のやつ、ブラックキーだったなあ
カードキーで何でも買えちゃうなんて便利な学校。
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