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生徒会執行部 5にしおりをはさみました!
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生徒会執行部 5
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ひそひそと話しをしていたその時。
隣を過ぎていく生徒会長の朝霧さんと目があった。
「...ッ」
....なんだってんだ、
目があっただけで、金縛りになったみたいに身体が動かねえ
コツン..
静かに、歩みが止まる音がした。
近づいてくる、白い腕
「....うッ...」
ガシッと顎を持たれる。
え、?
なんかこれ
やばくね?
そう思った時にはもう、遅かった。
「「「きゃぁああああああッ」」」
男だらけの学園に響き渡る悲鳴
滑り込む舌
「んぅ...ッ」
ヌル...と口内を撫でた舌は、すぐに抜かれた。
「なんだ、つまらん。クソ狐の味がする」
.......は?
「わ、若葉...ッ」
稜の小さな悲鳴。
「はあ。行くぞ、お前ら」
そう言って去っていく会長とその他生徒会のメンバー。
「......は?」
........え?
「だ、大丈夫!?」
稜に声を掛けられるけど、反応出来ない。
何それ。何これ?
え、何で俺いまキスされたの?
え、何で舌まで入れられたの?
ねえ、俺なんかしたっけ?
なにこれ
なんか、めっちゃ腹たつんだけど
「......ッ」
「わ、若葉...泣かないで、もう行こう。ほら、仁。早く行こう」
泣いてないから。
そう言おうとした瞬間、流れる涙。
なあおじさん。
俺、あんな奴らにキスされる為にこの学校来たわけじゃないよな?
絶対許さねえ、あのクソ会長
グイッと、力強く唇を拭う
なんかめっちゃ気持ち悪かった。
全身が、あいつを拒否した。
「....あいついつか殺す」
「わ、若葉!!落ち着いて!!」
.
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