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18歳以上ですか?
風邪?にしおりをはさみました!
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風邪?
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あれから本格的な夏になって
仕事場はクーラーで涼しいけれど
行くまでに暑い毎日。
でも だんだんと貯金もたまってきて
招待状を自分達で作るって決めて
紙を選んだり
会えない時は電話で話しながら決めたりしてた。
7月も下旬に差し掛かろうとした日
熱が出たのか
風邪ひいたのか
体調がほんとに悪くて仕事を休んだ。
そんな事が滅多にないあたしに
驚いたのか聖が突然うちに来た。
昼から休んだらしい。
顔を見るなり
「喘息じゃなさそうだねー。熱は微熱かぁー。」
「寝たら治るから!」
「明日も休みだし 明後日には治ると思うし!」
病院いく?
って言われたけど
薬大っ嫌いなあたしは首を思いっきり横に振った。
「子供じゃないんだからさー 笑」
聖は笑ったけど
スッキリしないー。
でも隣に居て安心したのか
寝てしまった。
起きると
聖も寝てた。
起こさないように
あたしは冷蔵庫に飲み物を取りに行った。
それから30分
聖の寝顔を見てた。
きっと仕事で疲れてるんだろうなって。
「寝ちゃった?」
「寝てたねー 笑」
「どう?体調。」
「ンー。 変わらないけど寝れば治るかな!」
「病院 あんま治らないならいけよ?」
「うーん、、、。」
お母さんが帰ってきて
聖となんか話してた。
楽しそうに。
寝てろ言われたから
見送りしなかったけど
早くスッキリ体調もどってほしーい!
「優? どう?」
お母さんが、心配して声をかけてきた。
「大丈夫だょ!」
「お母さん御飯支度するから何かあったら呼んで?」
「優も寝てばっかり嫌だから手伝う!」
お母さんはやらなくていーからーって
言ったけれど
気分転換したかった。
お母さんと並んで御飯を作るのが
あたしは好きだった。
小さな頃からお母さんの隣でお手伝いしてたりしたのが楽しくて
お母さんを独り占め出来た!って思いながら
手伝うのが楽しかった。
料理も教えてもらえたし。
お母さんと雑談しながら
こうして御飯を作ること。
あの頃より
あたしも大きくなってキッチンも狭くなった。
次の日
体調も、まだすぐれず。
それでも寝たくなかったから
1人ブラブラと水着を見にいった。
白の可愛ぃ水着発見。
もぉ即それ購入!。
あとは浮き輪。
必要?って思いながらも
海➖浮き輪って勝手な想像で買ってしまった。
昼の時間もとっくに過ぎてて気付かなかった。
聖からの電話で気付いた。
「もしもしー?」
「ごめん!昼 過ぎてたの気付かなかったー。」
「どこにいるのー?」
「買い物してるー。」
「体調は?」
「んー。大丈夫だとおもう!」
「だと 思うってー あのなー」
また怒り出すと思って
「わかった!わかった!
帰ったら大人しくしてるからー!」
「約束なー。」
怒り出すと怖いから笑
これはだいぶ慣れてきた!
怒られる前に
いい子になるー!って 笑
来週土曜までに治さなきゃ!
海に行けなくなっちゃう!
絶対カキ氷たべてやるー!
1番高いやつ〜!
でも
あんまりスッキリすることがないまま
海に行く日になってしまった。
でも海に着けばきっと
そんなの忘れちゃうはずー!
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