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その執事、嫉妬にしおりをはさみました!
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その執事、嫉妬
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その主人、駒鳥の続きです!
えろ入りますよー。
事件解決後、警察に後片付けを任せ、二人は早々に屋敷に帰ってきた。
寝室に着くなりシエルはいきなりベッドに押し倒された。
「なっ、セバスチャン!なにす・・・んっ///」
いきなりの深いキス。
いつもの優しく、シエルを気遣ってくれているのが感じられるようなものとは違い、荒々しく、余裕がない。
「はっ・・・んぅ、や・・・っ////」
「・・・シエル・・・っ」
息が苦しくなって、止めてほしいと伝えようとしてつぶっていた目を開けた。
視界いっぱいに映ったセバスチャンの顔は切な気で苦しそうだった。
それを見たら止めろなんて言えなくて・・・
やっと解放されたときには、シエルはすっかり息があがってしまっていた。
「ハァ・・・ハッ、セ・・・バスチャン、どう・・・したんだっ///」
「・・・シエルを、私だけのものにしたいです。」
「セバスチャン・・・?」
「シエルを、誰にも渡したくありません・・・。」
「・・・・////」
ロスチャイルド男爵に嫉妬しているんだっていうのがすぐにわかった。
自分が妬くことはたくさんあってもセバスチャンが妬いてくれるのは珍しい。
なんだか嬉しくて、シエルがセバスチャンの顔をまじまじと見ていると、ギュッと抱きしめられた。
「見ないでください・・・こんな情けない顔////」
「心配しなくても、僕はお前のものだぞ?///」
「っ・・・!坊っちゃん、あまり煽らないでくださいっ!・・・理性がもたなくなります////」
セバスチャンの服を掴み、上目遣いに顔を覗きこんでくるシエル。
あまりにも可愛らしくて、誘っているようにしか見えなかった。
今まで、シエルの幼い身体を気遣って、これ以上へ進むことはしなかった。
でも、今日は・・・。
これ以上は我慢できない、そう思った。
今すぐシエルを自分のものにして、誰にもとられないようにしてしまいたい。
「シエル・・・。貴方を傷つけるようなことはしたくない。だけど、もう限界です・・。もっと深くまで貴方を求めてもよろしいですか・・・?」
「傷つける・・・?」
セバスチャンの予想通り、言っている意味が分からなくて困っているシエル。
「初めは、痛いかもしれません。」
それを聞いてシエルは微笑んだ。
「痛みには慣れてる、だから大丈夫だ。」
何されるかわかんないから少し不安だけどな
、と言ってセバスチャンに自分から抱きついた。
「シエル・・・。」
「ん・・・。」
どちらともなく唇が重なった。
先ほどと違い、徐々に激しくなっていくキス。
だんだん、お互いの口腔内を出入りする舌が
どちらのものなのか分からなくなる。
チュッ、とリップ音をたてて唇が離れ、そのまま首筋・・・鎖骨。
その時、ピタ、とセバスチャンの動きが止まった。
たっぷり10秒間は沈黙があっただろうか。
「セバスチャン、どうした・・・?」
「シエル。これ、どうしたんですか?」
「これ・・・?」
これ、と指差された場所を見てみれば、そこは少し赤くなっていた。
「蚊に刺されかなんかだろう?」
そんなに気にするようなものでもないと思うんだが。
「違いますよ、シエル。これはキスマークです。彼にここを強く吸われませんでしたか?」
「ああ、そういえば・・・。でも、何のために?」
「キスマークとは、独占欲の表れです。自分のものという、言わばマーキングのようなものでしょうか。腹立たしいですね。」
セバスチャンがイライラしてるのを見て、お前も相当独占欲強いけどな、とシエルは思ってしまった。
(仕方ない・・・。)
グイッ
セバスチャンの襟を引っ張って鎖骨に強く吸い付いた。
「坊っちゃ・・・!?」
シエルが唇を離すと、きれいに赤く痕がついていた。
なんとも言えない征服感。
「これでお前は僕のなんだろう・・・?////」
「~~~~~っ////」
シエルのあまりの可愛らしさに悶えるセバスチャン。
「では、私も・・・。」
チュッ、とロスチャイルドのキスマークの上から上書きするかのようにキスマークをつけた。
ピリッとした、甘い痛み。
セバスチャンの手がドレスにかかった。
これから何をされるのかわからないという、シエルの中の恐怖心が顔を出す。
「私が手取り足取り教えて差しあげます、お嬢様。私は今は、あくまで家庭教師ですから。」
不安が顔に出ていたのか、セバスチャンが冗談っぽく言う。
「・・・ばかっ////」
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