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さにしおりをはさみました!
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さ
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父さんは普段は僕に優しい。
普通にお話をしてくれたりしてる。
そして僕を「柚」と呼ぶようになったの。
僕の名前は柚月だから短くそう呼んでるのだと思ってたんだけど、
父さんは僕に声を出す事を許してくれなかった。
理由は声が違うからだと。
そして初めて気づいた。
母さんの名前が「柚」だった事を。
父さんは僕を通して母さんを見ている事に気づいた。
顔も似ているし確かに母さんの血が流れている。
でも僕は男で、声だけは似ていなかった。
父さんに嫌われてるのは相変わらずだった。
僕は鎖でベッドに繋がっていて部屋からは出られなかった。
そしてあの時僕は何故か父さんが部屋に入ってくる事を恐れていた。
恐るなんて感情はもう忘れたけど…
父さんは毎晩僕を抱いた。
その度僕は抵抗をして泣き喚いてた。
父さんは僕の声が漏れる度殴ったりナイフで傷つけたり道具で僕を犯したりしてた。
どうしてあの時の僕はそれを嫌がってたのだろう…
父さんに抱かれるなんてご褒美みたいなものなのに。
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