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耳は語るにしおりをはさみました!
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耳は語る
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後輩の柳は可愛い顔をしてる。
そう、俺の好きな顔。
柳をいじったり、柳に話かけたり。
ここのところそれが一番のたのしみだ。
冷めた声で「那谷さんやめて下さい。」とさらっという。
そこも可愛い。
今日も
休憩がてら柳にちょっかい出しにいくかぁ。
なんて考えて柳を見ると
「あっ」
柳もこっちを見てた。
…なんだ、この感じ。
顔を伏せてる柳に近づく
「なあ、柳?」と頭をポンとする
「や、やめて下さいっ」
いつもの反応だ。でも
「耳赤い…」
「…?何か言いましたか?」
へぇ…
「なんもねぇーよ」
「そうですか。」
これはいけるかもしれない。
それからは柳の視線によく気づくようになった。
柳に触ると耳が赤くなる。
(バレバレだな…)
…今日仕掛けてみるか。
「なあ、柳…」
俺は、飲みに誘った。
柳は酒に強い方だし、酔わすのは難しい。
仕方ない。口で言わなきゃ。か。
「柳は可愛い」
何度も俺は柳に言った。
そろそろいいかな。
付き合うという単語を聞いた柳はすぐにわかってるくせにとぼける。
可愛いなあ、ほんとさ。
ちゅっ
不意打ちのキスは大成功
柳はほんと可愛い。
キスをする度目をギュッとつむる。
こいつは俺のものにする。
そう決めた。
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