アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
黒子の兄 part3にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
黒子の兄 part3
-
「懐かしい」それが 俺のこの街への感想だ
もう 5年ぶりか〜 そう思いながら病院を目指す
いけないいけない観賞に浸ってる場合じゃないな
すると 目的の場所が見えてきた
「変わってない」 それが俺のこの病院への感想だ
逆に変わらなすぎて怖い
まぁ いいや と 院内に入る 受付で
「黒子テツヤの病室は どこでしょうか?」
受付「二階の105号室です 1時間程前 5人ほどテツヤ君のお友達が受付を通りましたよ」
「5人ですか⁉︎(和たちか?) わかりました ありがとうございます」
受付を通って 急いでエレベーターに乗る
二階!ボタンを勢いよく 押す 扉が閉まり 動き出す
次にドアが開いて時には 全速力で走った
走っていくと 101号室が見えた そこから 102 103 104
あった!扉の横には 黒子テツヤ様と書いてある
間違いない テツヤの病室だ!
勢いよくドアを開け テツヤ⁉︎と叫ぶ
すると部屋には テツヤはもちろん 千尋 良 和 それと
背の高いやつが4人 あと 赤髪のちっこいやつ
背の高い4人の中の 金髪のやつと 目があった
いかにも チャラそうだ しかし よく見るとこの5人は
なんというか…カラフル…だな
「信兄 お久〜 和成だよ わかる?こっちは 良ちゃんだよ!」
「お久ぶりです 良 です…すいません」
良の口癖は 変わってないな…
「あぁ 久しぶりだな 2人ともでかくなったな!」
「信兄 来てくれてありがとうございます」
「テツヤ……あぁ 来たぞ!」
「んで この5人は?」
「あぁ テツヤの部活の仲間だよ」
「バスケ部の人達か」
そして 千尋は 5人を紹介した
「じゃあ…まず…この金髪のやつは 黄瀬」
「よ…よろしくっす!」
「んで この ガングロが 青峰」
「はぁ⁉︎ガングロ⁉︎」
「で この紫の1番でかい奴が 紫原」
「黒ちんのお兄さん〜?まぁ よろしく〜」
「このメガネで変なもん持ってる奴が緑間」
「よろしくお願いするのだよ これはラッキーアイテムなのだよ」
「んで最後この赤髪のラスボス臭漂う奴が赤司」
「赤司 征十郎です 赤司グループの跡取です
よろしくお願いします それと 先輩 一言余計じゃないですか」
「そ…そうだな すまん」
「そうか……あれ 赤司グループ?」
「はい 父さんがいつもお世話になっております」
「あぁ⁉︎十四郎さんの息子さん⁉︎」
「父がこの度の企画は大変素晴らしいものだと言っておりました」
「いえいえ また機会があれば お誘いします と伝えて…下…さ…い…?」
「どうされましたか?」
「話を戻そうか!」
場の空気が 凍りついている なんだ この状況
「千尋!話を進めてくれ」
「……あ…あぁわかった…でこの5人はキセキの世代と呼ばれている」
「キセキの世代…か…じゃ 本題に入るか テツヤは今どんな状況なんだ?」
「わかった 話そう」
そして 俺らは 千尋から
昨日のテツヤの担当医の先生の話を聞いた
テツヤはあと1年しか生きられない事実を知ってなお
平常心を保っている まるで 他人事のように
他の奴は 泣いたり 顔に絶望の色が浮かんでる
俺も気づかないうちに 泣いていた
千尋も 話ながら泣いていた
この 病室にいる全員が 悲しみに溺れているのに
テツヤは 目を閉じ 何かと 対話しているように見えた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 41