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意識の中で
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また 僕は 蒼君に会うために 僕の意識の中に来た
どうやって 入ったかは 僕にもわからない
ただ 目を閉じ 蒼君に語りかけていたら来れました
「テツヤ どうした?」
「蒼君 僕 やっぱり 1年しか生きられないんですね」
「あぁ 普通だったら 3年は生きられるんだが…」
「そうなんですか⁉︎じゃあ なんで…」
「医者は言ってないんだな お前は生まれつき心臓が
弱いだろ まぁ 細かいことはわからないが それが原因だよ」
「そうですか…納得です」
「あと 19日だ 俺は 契約以外これ以上の助言は出来ない…すまないな」
「いえ いいんですよ…あ…じゃあ 質問を…なんで あと19日しかないんですか?」
「それ 聞く? マジか…う〜ん…わかった 話そう」
「ありがとうございます」
「…俺はもう直ぐ消えるんだ 消滅って言った方がいいかもな…で 消えるまで あと19日って事だ」
「え?…消える?」
「悪魔は魂食わないと生きられないんだ
俺はその魂を600年以上食ってない 力が足りないんだ」
「600年⁉︎ですか それは すごいですね」
「あぁ 悪魔に歳とかないからな いつ生まれてこうやって 何年生きてんのか 覚えてないな」
「600年以上ということは…」
僕の言葉を聞いて 考えが伝わったのだろう 蒼君は
「あぁ 歴史上の偉人何人も見てきたぞ」
「す…すごい…ですね」
「てか 話それてるな 質問はそれだけか?」
「はい (歴史上で何を見ていたのか 知りたい)」
「テツヤ その話はめんどいわ 聞いても話さないぞ」
「うぅ…(蒼君にはかないませんね)」
「おう!じゃ 戻れ」
「はい わかりました」
僕はまた 光をくぐり抜けて みんなの所に戻った
僕はみんなに言った
「みなさん そんなに 悲しまないでください まだ
1年生きられるんですよ それに 僕はみなさんの笑顔が見ていたいです!」
「テツヤ……」
みんなの視線が集中する
「泣いてる 顔は見たくありません」
全員「………」
「だから 笑ってください」
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