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不穏な流れにしおりをはさみました!
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不穏な流れ
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ちょいちょい不愉快な場面はあったとはいえそれなりに楽しくゲームが進行され、同時に命令の内容が怪しくなってきた。
「どうして男同士でキスしにゃいかんのだ！」
乗り気でのしかかってきた長谷を押しのけようともがきながら、王様の渡辺に文句を言う。
「だって…流れ的に……
…それにオナショーは嫌だっていうから…」
「当たり前だ！」
大体な！モノマネ、一発芸、筋トレ系はまだいい。こ、こちょこちょもまだ許せる（俺はされてないから←ココ重要）初体験話も良しとしよう。（俺は当たらなかったから）
なのにどうして服脱ぐとか息子を見せたりとか！どこでおかしくなった！！
幸い俺は息子をさらす羽目にはならなかったけど、上半身はひんむかれてちょっと肌寒い。
ちなみに息子をさらしたのは浩介。命令した長谷本人は浩介の大人しいのに立派なものをガン見して顔と息子を見比べて赤面してた。わかるぞ長谷。気持ちは分かるが、人の息子をガン見するのはどうかと思う。
って今はそれどころじゃなーい！
「キ、キスするのが命令なんだから、わざわざ口にしなくてもいいだろ！」
たこ唇を突き出してくる長谷をやっとの思いでかわす。
「そんなの面白くないじゃん！ほらほら～
抵抗するならこーしてやるー」
ドンッと押し倒されたと思ったら馬乗りになってきてわき腹を集中攻撃してきた。
「ひゃぁっ…アッ……」
こちょこちょしてた手がピタリと止まった。
た、助かった……
そう思ったのも束の間。また長谷の手が動き出した。
「や、やめッ…ンッ……
ヒッ…ど、どけ！ファッ……ヤァ……ッ………」
あーーーもーーー！！だからこちょこちょは苦手なんだよーー！！
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