アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
制止の声にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
制止の声
-
「っなんだよ…!」
俺の上に跨がり見下ろしてくる御影の顔はとても冷たいものででもどこか悲しそうな雰囲気を漂わせていて
「俺は…」
「?」
「俺はお前が好きなんだ」
「?!」
知っていてもそんな唐突に直接的に言われるなんて思わない
「とりあえずこの体勢やめてくれ…嫌なんだよ…」
「…好きだ」
「っ、だから…なんだよ…」
そんな返事しか返せなかった
「好きなやつの部屋に行って」
「っちょ、御影!」
「好きなやつ目の前にして」
「ま、やめっ…」
「好きなやつと二人きりの空間に残されて何もしないほど俺は人間できてねーんだよ」
御影の右手が頬に左手が服の中へと這わされて俺の身体に触れてくる
「……家に上がらせるのは無神経だったな」
「お、まえが行きたいって言ったんだろ…っ」
「そうだな、でも断ってもよかったんだぞ?」
「…頼む…ッ…やめてくれ…」
本当に、このままいったら……
「………してくれ」
「…え?」
「キス…してくれたら退いてやるよ」
無理だ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
「っ…悪い……それはできない…」
「なんで?」
「…なん、でも」
「俺のこと好きじゃないからってはっきり言えば?」
「…っ!そうじゃなくて!」
そうじゃない!そういうんじゃないんだ…!
「…お前、肌白いのな」
「え、や、いやだ!」
「早く蹴り飛ばすなり殴り付けるなりすればいいだろ」
違うだろ…っ
お前がやめればいい話じゃないか…っ
そして御影の手が下へと下ろされ俺のものに触れようとしたとき
「う゛わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 49