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共通⑥にしおりをはさみました!
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共通⑥
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「さて、と。理、君にやって欲しいことがある。少し長くなるけど聞いてくれ。」
「はい。」
「一応、見受けという名目で理を買ったが、理にやってもらいたいことは夜伽なんかではない。一つは立花の言っていた通り、俺の…パートナー役をやって欲しいんだ。」
「…………はい、ですがなぜ俺がパートナー役なんですか。」
「正直に言えば女避け…だ。しかし、俺は女が苦手で寄ってくる女どもは迷惑でしかないからだ。」
李久は心底困ったように言った。
李久ほどの美形ならさぞかし引く手あまただろう。
「その役は執事さんたちでもできるのでは…」
理は更に疑問に思った。
「ああ、それは社交パーティーなどで一部の社長たちに家来の顔がほぼバレているからだ。それで全くあまり顔が知られていない理にやってもらうことにしたんだ。」
「そうだったんですね…」
「理、もうそろそろ休んだ方がいいんじゃないか?」
「そうすることにします。では、おやすみなさい、……」
「李久、でいいよ。」
「はい、李久様。失礼しました。」
パタン。
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